生息地:熱帯、亜熱帯の海
海にも温暖化の影響は及び、海水温は上昇しています。
サンゴには褐虫藻(かっちゅうそう)という藻類がすみついており、光合成をしてサンゴに栄養分を与えています。
サンゴの生息に適した海水温は、25℃〜28℃と言われ、30℃を超える期間が長いと褐虫藻はサンゴから抜け出てしまいます。早く温度が落ち着き、褐虫藻が戻ってこない限りサンゴは白化し、死んでしまいます。
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【サンゴ】 |
大気中の二酸化炭素が増加すると海水中の二酸化炭素も上昇します。二酸化炭素は酸性であるので、海水は酸性化してゆきます。これによりサンゴの骨格や貝類の殻のもとである炭酸カルシウムの形成が妨げられるのです。
人間にとってもサンゴ礁は、漁場を作り出したり、津波に対する防波堤(ぼうはてい)の役割を果たしています。海洋魚類の1/4が生息するサンゴ礁が衰えると、海洋生態系にも大きな影響が出るでしょう。 |
| ※イラストは、オリジナルです。 |
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