そして おじいさんは とちゅうで おじぞうさまに かさを かぶせた ことを おばあさんに 話しました。 おばあさんは いやなかお ひとつせずに 言いました。
「それは それは 良いことを しましたねぇ、おじいさん。 こんな 雪の中 おじぞうさまも きっと さむかったでしょうからねぇ」 そのあと おじいさんと おばあさんは つかれて 休んだのでした。