「ごめんください。おなかが すいて しにそうなんです。
おねがいです。
なにか たべるものを めぐんで くれませんか?」

「おやおや キリギリスくん。
きみは あのとき なんて いったんだっけ?
あそんでばかり いるから そういう ことに なるのさ。」


そういわれた キリギリスは 夏の日に あそんでばかりいたことを
たいへん はんせいし、大きな なみだを ながしましたとさ。

おしまい


←さいしょにもどる ホームページにもどる→