「あなたは たいへん しょうじきです。
ごほうびに この 金のおのと
ぎんのおのを さしあげましょう。」


「ありがとう ございます!」


そのようすを 木かげから 一人の
よくばりな きこりが 見ていました。


「よし。おれも あの手で 金とぎんの
おのを もらっちゃおう。」




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