零戦主要データA(52型〜64型)

 

ここでは機械的に零戦主要目一覧を乗せて解説を加えます。

数値が上がったものを、下がったものを、変わらないものを黒で表す。
また器材等の変化は

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名称型式 零式艦戦52型 零式艦戦52甲型 零式艦戦63型 零式艦戦64型
略号 A6M5 A6M5c A6M7 A6M8c



翼幅(m)
全長(m)
全高(m)
翼面積(平方m)

11.00
9.120
3.509
21.30
11.00
9.120
3.509
21.30
11.00
9.120
3.509
21.30
11.00
9.120
3.509
21.30


名称
第1速馬力
/高度(m)
第2速馬力
/高度(m)

中島栄21型
1100
/2850
980
/6000

中島栄31型
1180
/2700

980
/2700

中島栄31甲型
1100
/2850
980
/6000

三菱金星62型
1350
/2000

1250
/5800

プロペラ型式及翼数

住友ハミルトン式恒速三翼

住友ハミルトン式恒速三翼

住友ハミルトン式恒速三翼

住友ハミルトン式恒速三翼


自重(kg)
正規全備重量(kg)

1876
2733
2155
3150
2155
3150
2155
3150
兵装 機銃口径o×装備数
爆弾重量kg×積載数
7.7×2および20×2
60×2または30×2
7.7×2および20×2
60×2または30×4
7.7×2および20×2
250×1または60×2
13×2および20×2
小型ロケット爆弾
防弾

操縦者防弾


燃料タンク防弾
燃料タンク消火装置

なし
なし
なし
翼内タンクに装備

防弾ガラス(前面)
防弾鋼板(後方)
防弾ガラス(後方)
胴体タンクに

翼内タンクに
胴体内タンクに

防弾ガラス(前面)
防弾鋼板(後方)
防弾ガラス(後方)


胴体内タンクに
防弾ガラス(前面)
防弾鋼板(後方)
防弾ガラス(後方)
胴体タンクに
翼内タンクに
性能 最大速度(ノット)
/
高度(m)
上昇時間(分秒)
/高度()
実用上昇限度(m)
航続時間(h)
速度(kt)
高度(m)
305
/6000
7−01
/6000
11740
302
 /6000

5−40
/5000
11050
9.0
200
293
/6400
9−58
/8000

10180
309
/6000

6−50
/6000
11050
初号機完成年月 昭和18年夏月 昭和19年9月 昭和20年5月 昭和20年4月
特徴とその変遷

再び翼端折畳み装置を廃止して平面型を丸型にする。
単排気管として性能が上がるフラップ幅を増して補助翼幅を減らしてタブバランスを廃止した。

翼内脚外側に13mm機銃を増設した。
翼外板の厚さを増して、急降下制限速度を計器指示の400ktに保つことができるようにした。

水平安定板補強
胴体下面に250kgの爆弾を装着するための増槽を2つに分けた左右翼面下に移す。

胴体内機銃を廃止。
翼内タンクの内袋式防弾を廃止し自動消火装置を装備する。

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