冬の星座

おうし座 おうし座の目印はV字形に並んだ部分と、Vの左側の方で輝く1等星アルデバランです。おうし座は5000年も前、すでに牛の星座として存在していました。そして、当時は春分点でもあったので重要でした。



ぎょしゃ座はカペラを含む五角形の大きな星座です。ぎょしゃというのは、4頭の馬が引っ張る車の運転手のことです。古代人もこの五角形に注目し、すでに当時、子羊をもった人の絵が書かれていました。


オリオン座 冬の星座で一番見つけやすく、有名な星座はこの3つ星のある星座です。しかも、アルクトゥルスという1等星を持っています。この星座の原形は5000年前の古代バビロニアで生まれています。



ふたご座 2つの明るい星、ポルックスとカストルをもつ星座です。古代バビロニア時代からふたご座という名前がつけられた星がたくさんあったらしいです。



おおいぬ座 全天一明るい星、シリウスをもつ星座です。今から5000年前はシリウスが昇る日を新年にしていました。この星はナイル川のはんらんを教える星でした。



こいぬ座 オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウスと冬の大三角形をつくっています。しかし、こいぬ座はこいぬの形をしていません。これは、おおいぬ座とペアでつくられたからと考えられています。プロキオンとは「犬の前」という意味なので大切にされていました。