イルカについて

　

　　水族館の「イルカ」と動物園の「象」。これらの大型哺乳類動物は、いつの時代でも人気者である。ここでは、イルカについて紹介します。
　イルカは体重１０００ｋｇをかるく超える生き物で、そのかわいらしい姿からはいろいろ名称がある。年齢は、歯でわかるという。イルカの歯にはセメント質と象牙質の部分があり、この２つの性質が違った部分に成長層がある。ここを読み取れば年齢を割り出すことができるのだ。

　イルカの仲間にシャチがいる。シャチは食糧としてイカ類や魚類だけでなく、時にはイルカや鯨を襲って食べる。このことから「キラーホエール」とも呼ばれている。「キラーホエール」とは海洋生物の食物連鎖の頂点に立つ動物で、海の殺し屋という意味である。そのため、シャチのＰＣＢ濃度は他の動物をはるかに凌駕するものとなった。（下のグラフより）

　

　シロイルカについて

　体長約４．５ｍ（成熟したとき）、体重０．５〜１．５トン。５〜８歳で成熟する。

　海の中での泣き声が小鳥のように聞こえるので「海のカナリヤ」とも呼ばれる。現在、北極で５万頭が生息していると推測される。

ＢＡＣＫ