定位置





上の図はA・Bともにニ十五枚の札を並べた時の図です。
Aさんは右と左の各段に両端から数枚ずつ並べています。
Bさんも中段と下段は左右ともに両端から並べています。
払い手が札の取り方の主流なので両端に札を並べたほうが、
払いやすいし札押しの時に札を外に押し出しやすいのです。
したがって、Aさんのような並べ方は結構多いです。
また、Bさんの並べ方は上段中央を利用する並べ方です。
Bさんの場合には、 上段中央の札を
突き手で取ろうとしています。
中段中央や下段中央は、
他の札を取りに行く時に邪魔になるため、
置かない人がほとんどです。 このようなわけで、
自分の定位層を決める時には、
右下段・左下段・ 右中段・
左中段・石上段・左上段・上段中央の七箇所、
または上段中央を除いた六箇所
に札を分散させて置くことになります。
並べ方には特に決まりというものはないです。
しかし、一般的には上の句並べを
採用している競技者が多いです。
同音の札をー箇所にまとめて置く人もいれば、
二箇所・三箇所と分けて置く人もます。
また、とも札を並べて置く人もいれば、
離して置く人もいます。
あと、 一字決まりは下段に置くことが多く、
大山札は囲いやすいところに置くことが 多いです。
定位置を決める際に考えてほしいことは、
自分に取りやすい定位置は
相手にも取りやす いということです

相手に取りにくく、 自分に取りやすい定位置が理想といえるでしょう。


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