詠みかた
●詠み方
前に少し説明しましたが、
競技歌留多には詠み方にもきまりがあります。
まず、上の句を詠み、続けて下の句を詠み、
もうー度下の句を詠んでー枚めの歌の上の句に入ります。
この時、一回めの下の句とニ回めの下の句との間が、
二回めの下の句とー枚め の上の句との間と
同じでなければならないです。
以後は、前の歌の下の句をー回詠んで
次の歌の上の句を同じ間隔で詠むことになります 。
こ うして、詠みによって競技が進行していきます。
次の歌(詠み札)を詠む場合には、
前の歌の下の句を詠み、
一定の間隔をおいて
次の歌の上の句を詠むという決まりがあります。
基本的に下の句は「七・七」からなっており、
この七・七の最後のニ文字を除いた部分を 四秒、
最後の二文字を歌の余韻を含めて三秒、
間をー秒として、次の歌の上の句を五秒で詠む
というのが目安となっています。
あと決まり字まで一気のよまなくてはなりません。
例をだしますと、前に詠んだ札が「かささぎの・・・」で、
次に詠む札が「ももしきや・・・」だとします。
選手達の準備がすむと、
詠み手は 「しろきをみれば よぞふけにける〜〜」 と余韻を三秒とって詠み、
続けて一秒間をあけて 「ももしきやふるきのきばのしのぶにも 」
と詠みます。
| よぞふけにける
| 間 | ももしきや 〜〜〜 |〜 | 〜は一秒 |
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