遊戯折り紙は室町時代にうまれ、江戸時代に広がったといわれます。
折り紙といえばだれでもすぐ思い浮かべる『折り鶴』は、200年以上も前から現在と全く同じ形で折られていました。
それが脈々と人々の手から手へと伝えられ受け継がれて今日迄残されているものが伝承折り紙と呼ばれているものです。
たとえば次のようなものが代表的な伝承折り紙だといえるでしょう。
つる かぶと やっこ ふうせん ふね はこ
なお、現代になってつぎのような伝承作品から考えられた作者不詳のものも子供を中心に作られています。
めんこ ぱっくんちょ(ぱくぱく) カメラ
折り紙の伝統は、日本だけではなく中国やヨーロッパにもみられます。(この項は羽鳥公士郎様によります)
特にスペインではパハリータ(小鳥)が有名です。
パハリータ
だまし舟(ヨーロッパの伝承作品)
壺 (中国の伝承作品)ただし中国やヨーロッパでは日本ほど盛んにはなりませんでした。