微増する森林

アメリカやヨーロッパなどの先進地域では森林の面積は少しずつ増えています。これは、伐採したところにまた新しく植林をしているからで、森林の伐採量が少ないというわけではありません。

また、ヨーロッパでは酸性雨による立ち枯れも見られます。これは、自動車の排気ガスや工場の煙に含まれる大気汚染物質が、上空の水滴に溶け込んで酸性化した雨が降ることにより、土地も酸性化して植物が枯れてしまうのです。

このように森林を伐採したら、そこに新しい木を植え、それを守り育てていかなくてはいけません。それだけではなく、伐採量そのものを減らす努力も必要です。

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