森林の破壊は発展途上国が多い、南アメリカ・アフリカ・東南アジアなどで進んでいます。 これらの地域の森林は、熱帯林と呼ばれ地球の環境と大きなつながりを持っています。
下の表は熱帯林の面積と地域ごとの熱帯林の減少の見積もりを表に示したものです。
1980年〜90年の間に年平均で1540万haもの森林が消えていることがわかります。 これは日本の面積の40%もの広さになります。このままの調子で木が伐採されれば、2030年頃には熱帯林はすべて消えてしまうだろうといわれています。
地域 | 国数 | 熱帯林面積 1980年 |
(100万ha) 1990年 |
年間森林減少(1981〜90) | |
100万ha | 年減少率 | ||||
アフリカ | 40 | 568.6 | 527.6 | 4.1 | 0.7 |
アジア太平洋 | 17 | 349.6 | 310.6 | 3.9 | 1.2 |
ラテンアメリカ カリブ海地域 |
33 | 992.2 | 918.1 | 7.4 | 0.8 |
合計 | 90 | 1910.4 | 1756.3 | 15.4 | 0.8 |
FAO 1980森林資源評価プロジェクト報告(1993年)