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ビオトープを作ろう |
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私たちでもビオトープを作ることができます。あなたの住んでいる街をよく見てください。小さなビオトープはいっぱいあります。
夏にヘチマ棚を作れば、葉が日をさえぎって風を通すので涼しくなります。花には虫が来るし時にはそれをねらって鳥も来ます。ヘチマではなく、キュウリなどを植えればさらにおいしいです。生ごみをたい肥として使えば、一石二鳥、三鳥になります。 ブロック塀もツタやアサガオをはわせれば、緑の道になります。
郵便受けや犬小屋、物置の屋根に花屋さんや園芸屋さんで売っているヤシの実の繊維をおきます。花や草の種をまきます。あとはときどき水や肥料をあげるだけです。そこに昆虫や鳥がやってくるようになります。 ただし、屋根がつぶれないように全体の重さによく注意して下さい。
(8月から9月が最適です)
大きめのプランター(大きさが50平方cm以上、深さ15cm以上)などの入れ物を用意します。透明な衣装ケースなどを使うと中が見えて楽しめます。 中に鉢植えの水草と、小石をいくつかいれます。
割り箸くらいの小枝を5cmくらいに束ねたものも、重石に小石をのせて入れて下さい。 水草はイネのように根は水中にあり、葉が水面上に出るものを入れて下さい。ヤゴが羽化するときに止まるのに使います。セリの食べた後の根を植えたり、クレソンの穂先を数cm切って鉢の土に挿せば十分です。なければ、40cmくらいの枝でか
後は水を入れて出来上がりです。 トンボが目に付きそうなベランダや庭、屋上に置いておけば産卵に来ます。そのまま置いておけば、春には卵がふ化してヤゴになります。ヤゴの餌は自然にわくミジンコで間に合います。 水が濁るようなら春になってから、市販のホテイソウ(左図)をいれるといいです。カナダモなどを入れれば、ヤゴの共食いを防げます。まいません。小枝の束はヤゴの隠れ家になります。