ガラパゴスアオアシカツオドリ(Garapagos blue-footed booby)

学名 Sula nebouxii excisa(固有の亜種)

 

分布

全長  70〜90cm

翼開長 130〜155cm

個体数 20,000以上

Real Video(G2)

56k(For modem users) LAN(For ISDN or LAN users)

分布が広い割に一つ一つの集団は小さくまとまっている。 彼らカツオドリを英語でブービー(booby)と呼ぶ。ブービーの語源は あまり良く分かっていないが、スペイン語のボボ(bobo)は"道化師" という意味で使われており当時の船乗り言葉で「のんき者」や「愚か者」 といった風に使われていたのではないだろうか。その呼び名の通り 陸に上がった彼らは動きも鈍く簡単に捕まえられそうで、 実際大航海時代には食料としてたくさん殺されたことがある。 メスはオスよりも一回りほど大きく見える。体長は同じぐらいなのだが オスの尾羽が長いぶん体が小さくできている。また、目の大きさは 同じなのだが虹彩がメスのほうが非常に大きいため、 距離を置いて見比べるとメスのほうを大きく感じてしまう。

ダーウィン島、ウォルフ島、バルトラ島を除いたほぼ全島。 ただし、サンタ・クルス島は周囲の小島のみ。 ピンタ島、マルセナ島、ピンソン島での生息ははっきりしない。

近縁種と分布:

S.n.nebouxii カリフォルニアからペルーにかけての沿岸 この種は3種類のカツオドリ中で、最も広い地域にわたって生息している。