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軟骨魚類
無顎類を祖先に持つ魚類の一種。代表的なものにはサメやエイがいる。その名の通り軟骨を持つ。頭がい骨は固い骨でできていなかった。先のとがった、楯鱗とよばれる歯のような構造のうろこが特徴。軟骨は、脊索が変化してできたもので、ある程度の固さと弾力性を持つ。そのため水中で大きな運動力を持つとともに、体を大きくする事ができた。また、長い体でも自由に曲げたり変化させることができた。硬骨魚類とは違い浮力をあたえる浮き袋を持っていないが軟骨でできた骨格は軽いため浮く事ができた。
軟骨魚類が初めて登場したのはデボン紀で、その後石炭紀の海で栄えた。この時代軟骨魚類は食物連鎖の最上位を占めていた。やがて軟骨魚類のうち、海には出ず河口に残ったものの中から硬骨魚類が現われた。
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