ホンドモモンガ


体長:140〜200mm
尾長:1100〜140mm
体重:150〜200g

 本州、四国、九州に生息する。日本固有種。ニホンモモンガ、ホンシュウモモンガともいう。四国での確認はごく最近のこと。九州ではほとんど確認されていない。中部以北では、標高の高い所に相当数生息していると思われる。西日本では局地的に少数が生息しているだけである。飛膜をもち、木から木へと20〜30m飛ぶ。100m以上飛ぶこともある。日中は樹洞や巣箱で休息する。夜間に、カシ、クヌギ、コメヅカの葉、ナナカマドの実を食べる。生息数や生態など、不明な点が多い。自然林の伐採によって出産などに使用する巣が確保できなくなるなることなどから、減少している。

(前の画面にもどる)