沖縄県の西表島に生息する。大木の樹洞や岩穴を休み場として、ふだんは夕方から活動を始める。地上生だが、木登り、潜水が巧みである。小鳥や水鳥、キシノウエトカゲやカエル、クマネズミなどを食物とする。西表島に生息するのは、わずか40〜100頭と推定されている。イノシシ罠にかかって死亡することがある。交通事故、悪性伝染病などの感染なども死亡の原因となっているようである。 (前の画面にもどる)