かんむり座<Corona Borealis>

かんむり座




星座かんむり座
学名(略符)Corona Borealis(CrB)
面積178.71平方度
特徴小さな半円形
肉眼星数29個
概略位置赤経15h40m
赤緯+30°
20時南中7月13日
設定者プトレマイオス




星座の物語

クレタ島にある地下宮殿の迷路の中に、ミノタウルスという

怪物が閉じこめられていました。アテネの人々は、

毎年、少年と少女を生贄としてミノタウルスに

捧げなければなりませんでした。アテネのテセウス王子は、

ミノタウルスを退治するために、自ら生贄の一人に加わり、

クレタ島に向かいました。そこでテセウスはクレタ島の

王女アリアドネと恋に落ち、アリアドネは剣と、

迷路から抜け出せるようにと毛糸をテセウスに渡しました。

無事にミノタウルスを退治して戻ってきたテセウスは、

アリアドネを連れてアテネに向けて出航しました。

しかしテセウスは、アリアドネを途中に立ち寄った

ナクソス島に置き去りにしてしまったのです。

酒の神デュオニッソスはこれを見て哀れに思い、

アリアドネに宝石を散りばめた黄金の冠を贈り妻としました。

かんむり座はこの冠を表しています。





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