ヘルクレス座<Hercules>

ヘルクレス座




星座ヘルクレス座
学名(略符)Hercules(Her)
面積1225.15平方度
特徴特になし
肉眼星数177個
概略位置赤経17h10m
赤緯+27°
20時南中8月5日
設定者プトレマイオス




星座の物語

ヘルクレスは大神ゼウスの息子で、怪力を持つことで知られていました。

生まれてすぐにゼウスの妻ヘラが送った2匹の毒蛇に襲われたときも、

幼いヘルクレスは両手で1匹ずつ毒蛇を絞め殺してしまったのでした。

しかしヘルクレスはヘラののろいで自分の妻と3人の子どもを殺してしまい、

この罪をつぐなうために12の大冒険をする事になりました。長年をかけて大冒険を成しとげた

ヘルクレスは、後妻のディアネイラとともに平和に暮らしていました。ところがある日、

ディアネイラがケンタウルス族のネッソスにさらわれそうになり、ヘルクレスはネッソスに

ヒドラの毒の付いた矢を放ちました。ネッソスは死の直前、自分の血をヘルクレスの服にぬると

幸せになれるとディアネイラをだましました。しかし、ヒドラの毒で死んだ者の血はヒドラの毒と

同じ毒となるのです。ディアネイラはネッソスの言葉を信じてヘルクレスの服にネッソスの血をぬり、

そうとは知らずにヘルクレスは毒のぬられた服を着てしまいました。その服はヘルクレスをしめつけ、

ヘルクレスは死を覚悟し、オイテの山の上にまきを積んで火を付けて、

自ら炎の中に飛び込んで星座となりました。





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