中国




ルール逸脱で信用失墜


整理・統合の対象になった中国の政府系ノンバンクからの債権回収が不可能になる、 という最高人民方位の決定は、「ルールを守らない国」とのイメージを一気に強めた。 法の番人であるはずの司法当局が、内部通達の形で債権者の権利を奪ったからだ。 中国は最近、世界貿易機関(WTO)加盟にめどをつけ、 「加盟は、我々が開放的で、ルールを守る国というイメージを築くことだ」 と表明したばかりだが、対外信用は危機に直面している。

〜意見・感想〜

誤解かもしれないとはいえルールを守らない国と言う印象を受けたのは非常にマイナスなのではないかと思う。 これからの外交の上で、そういうところを突かれるのは間違いないだろう。


バス代が倍、怒りの北京

北京の公共交通機関の運賃が赤字を理由に1月10日から上がり、 バスの初乗りは、現行の2倍の1元(約13円)に、地下鉄は同1.5倍の3元になった。 当局は「今の運賃は安すぎるから」と説明するが、「赤字の原因の説明がない」 と疑問を投げかける異例の新聞コラムが登場した。住民の不満を代弁した形だ。 交通、医療、住宅と言った公共福祉部門の財政難を住民の負担増で解決しよう、と言うのは、 朱容器首相が取る改革路線の一貫だ。 今回の値上げでも、当局は「物価も下落が続いているのでインフレを起こす懸念はない」としている。 北京の公共交通当局によると、低公害車導入などによってバスは、 この3年で約1.9倍の8250台になり、運行区間や営業時間の延長を図ってきた。 地下鉄も車両を更新、新線を建設している。人員削減にも取り組んできたと言うが、 赤字はバスの定期券1枚(平均価格19.5元)あたり49.1元、地下鉄は切符(2元)1枚あたり1.12元だという。

〜意見・感想〜

値上げで市民が怒っているとはいえ、日本に比べればまだまだぜんぜん安いほうだ。 しかし、理由が明確でないと言うのは確かに良くないと思う。 政府やバス会社、地下鉄の会社は、値上げする理由を明確にして市民に理解を求めるべきだと思う。 しかし、日本では電車賃が値上がってもそう大きな非難は起こらなかった。 これも国民性の違いなのだろうか。


交渉の早期妥結目指す

中国の石広生・対外貿易経済協力相とパスカル・ラミー欧州委員(通称担当)は、 12月1日、シアトルのホテルで会談し、中国の世界貿易機関(WTO)加盟問題について交渉した。 両者の主張の隔たりは生めきれず、「出来るだけ早く妥結させる」ことで一致した。 主要な交渉相手として最後に残っている欧州連合(EU)側は、 化粧品や香水など競争力のある分野で中国にいっそうの市場開放を求めている。

〜意見・感想〜

中国のWTO加盟問題と言うのは、 結局のところそれぞれの国が自分の利益を確保するために同意したり反対したりしているのだなと思った。 ちゃんと中国のことを考えて意見をいっている国なんて言うのはないんじゃないだろうか。