そうです。じっさいに、明るい部分がもっと小さくなるように、むしめがねを調節すると、太陽の光が集まった明るい部分が点のようになって、その周りが暗くかげになって映るのです。では、この暗く影になった部分は何なのでしょう。もう一度、むしめがねを動かしてみると、ちょうどむしめがねの枠の間だけ影になっているのが分かります。そうです、レンズを通った太陽の光は全部明るいところに集まってしまって、残りの部分で影になってしまうのです。レンズは透明なガラスやプラスティックからできていますから、光を通さないなんてことはありません。ですから、透明なガラスやプラスティックの影ができるなんて、とても不思議な気がするのですが、じっさいにまんなかの明るい点を除いて、虫めがねの影ができるのです。さて、それではむしめがねで太陽の光を集めると、なぜ点のようになるのでしょうか。あなたはどうおもいますか?
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