少し豆知識。<栄養所要量について>
さて、ここでは少し深く踏み込んで栄養所要量についてちょっとだけ勉強しときましょう。
●栄養の欠乏を防ぎ、健康を保つのに必要な栄養素の摂取量の目ビタミン、ミネラル類に初めて上限値(許容上限摂取量)を作るなど、中身が大きく変わりました。
●1日に必要なエネルギーは、仕事の種類や運動時間の差などで異なるため、4段階の「生活活動強度」を作り、年齢・性別ごとに分かれています。一般成人のほとんどが、エネルギーの消費が減っていて、肥満や生活習慣病予防の為に摂取量を減らすか、運動でカロリーを消費するのが望ましいという現状を反映した改訂となっています。
エネルギー所要量(生活活動強度kcal/日)
<改訂版>
| 年齢・性別 | 男 | 女 | |
| 9〜11歳 | 1950 | 1750 | |
| 12〜14 | 22 30〜49 | 2250 | 1750 |
| 50〜69 | 2000 | 1650 |
<改訂前>
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生活活動強度:通勤などで一日2時間程度歩いたり、電車に乗り、座っている時間が多い人の分類
●今回の改訂では、ビタミンA、D、E、Kなどビタミン類7項目と、カルシウム、鉄、マグネシウムなどミネラル類(無機質)11項目に摂取量の上限が作られています。例えば、ビタミンAを摂らないと夜盲症や皮膚炎などになり、過剰に摂取すると頭痛や皮膚の荒れなどが起きることがあるといわれています。
■バランスの良い食生活に心がけよう!!!
●人は必要な食事という行動から得て、体内のエネルギー源としています。食事の摂り方のバランスが崩れると、栄養のバランスも崩れます。「日本人の栄養所要量」は、必要な栄養素をバランスよく摂取するための目安として活用していきましょう。毎食ごと、自分の健康のことを考えながら、主食・主菜・副菜を普通に食べていれば過剰摂取や栄養不足という言葉とはお別れです。多く摂取してしまったと思ったら、運動でカロリーを消費するようにしてみてください。
●また、日本人が唯一所要量を摂取できていないカルシウムだけは意識して摂取したいものです。また錠剤などの栄養補助食品は、最近薬局などで多く売られていますが、あくまでも補充するものなので、特定の栄養素だけを補助食品で摂取しないように。それより、小魚やのりを食べたり、毎日牛乳を飲んだりしてみましょう。
<6つの基礎食品群>
第一群 たんぱく質 魚・肉・卵・大豆など おもに体をつくるもの 第二群 無機質
牛乳・小魚・海草など おもに体をつくるもの 第三群 カロチン 緑黄色野菜 おもに体の調子をととのえるもの 第四群 ビタミンC その他の野菜・果物 おもに体の調子をととのえるもの 第五群 炭水化物 米・穀類・イモ類など おもに熱や力のもとになるもの 第六群 脂肪 油類 おもに熱や力のもとになるもの
●「栄養所要量」の上限が設置されましたが、必要な栄養素は普段の食事で十分摂取できますから、偏ることなく、いろいろな食品を6つの基礎食品群を考えながらバランス良く食べることを心がけましょう。
では、このへんで<栄養所要量について>を終わります。