イルカってどんな動物?

みなさんも一度は「イルカ」をみたことがあるでしょう。そしてあのキュートな姿に心を動かされたことと思います。しかし実際「イルカ」ってどんな動物か知っていますか?実は「イルカ」という動物はなんとクジラだったんですよ。さあ、これから「イルカ」の不思議をもっと解明していきましょう。

先程も言ったとうり、「イルカ」というのはクジラの分類になります。クジラというのは大きくヒゲクジラとハクジラという二つの分類に分けることができるのですが、その中でハクジラの小型を「イルカ」と呼ぶのです。ではヒゲクジラとハクジラの違いとクジラの中での「イルカ」の位置を図で表してみましょう。

ヒゲクジラ

ハクジラ

食べ物

小魚・プランクトン

魚やイカ(シャチはアザラシもたべてしまう)

大きさ

大きい

小さい

顔つき

口がとても大きく下あごに長い溝が多数
口が小さくくちばし状など

八の字型で二つ

三日月の穴ガ一つ

オス・メスの体ノ大きさ

メス>オス

オス>メス

群れ

数頭

集団
ハクジラ類の中で小型のものを「イルカ」と呼びますがその基準はとても曖昧なものなのです。では「イルカ」がクジラに類することがわかったので、もしクジラ(イルカ)って海に住んでいるけど魚なの?という疑問のために少しばかりクジラ(イルカ)と魚の違いをはっきりさせておきましょう。

クジラ(イルカ)

息の仕方

肺呼吸

えら呼吸

体温

恒温

変温

生まれ方・育ち方

胎児・母親の手厚い世話

脳の大きさ

大きくて形は人間の脳に似ていてしわもあるがその構造は人間と少し違う

小さくて、原始的

胸びれだけに骨があり他のひれは皮膚が変化してできたもの

どのひれにも骨がある

みなさんが水族館などでよく目にするイルカはマイルカ科のバンドウイルカがほとんどです。バンドウイルカは好奇心が強く、人にもよく慣れ、さまざまな芸を覚えるので世界中の水族館で飼育されています。体の色は全体が灰色っぽく、腹側は色が薄いイルカです。見覚えはありませんか?

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