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名前の由来・・・くちばしが長いことからその名前がつけられた。
群れの構成数・・・普通何百頭大きな群れを作る。
生息・・・沖合の深い海域。ハワイ島で見られる個体群のように
通常沿岸の浅い海域で見られるものも、餌を捕る時には沖合へ移動します。
生息地の環境条件に柔軟に適応してきたハシナガイルカはその分布域によって、身体的特徴や行動に大きな変化が見られます。
身体面での違い
例 タニョン海峡太平洋西部の広範囲でごく普通に見られるタイプ
シャム湾(Gulf of Thailand)の非常に小さいタイプ
太平洋東部
いろいろなタイプが見られます。
大西洋
特に短いくちばしを持つタイプのものが、長いくちばしの普通種と同じ場所に生息していることもあります。
行動面での違い
例
ハワイ型のハシナガイルカ 日中は沿岸の浅い海域で休息。夜間、プランクトンと共に水面近くへ上ってくる魚の群れやイカを捕るために沖合へ移動。
タニョン海峡の群 昼間、潮目に集まるトビウオやダツの幼魚
を狙います。