short-finned pilot whale(コビレゴンドウ)

タッパナガ  

体長 おす6.5m めす4.7m
体重 おす3.1t めす1.2t

特徴・・・頭はほたる型で大きく、くちばしはない。背びれは幅広く、頭の先から体     長の約3分の1のところにある。

体色・・・背中は黒か黒褐色。背びれの後ろに鞍形の白いはんもんがある。

マゴンドウ 

体長
おす4.7m めす3.6m
体重 体重 おす1.3t めす0.6t

特徴・・・大人のおすは頭が角張り、背びれは前に大きく張り出し、先が垂れ下がる。背びれの後ろの斑紋は目立たない。

2型とも歯は上下のあごの左右それぞれの6〜8本。

生息地・・・熱帯から温帯にかけて分布し、外洋性だが、沿岸にも現れる。日本近海にはマゴンドウとタッパナガの2型がある。えさはおもにイカで魚も捕る。15〜50頭の母と子が中心の継続的か家族集団を作る。

太平洋岸の2つのグループは黒潮前線をはさんで南北に住み分ける。北にタッパガナが北海道から三陸の季節の激しい沿岸に住み、南にマゴンドウが暖かな黒潮地域に住む。

コビレコンドウの群れは母子が長く同居するので、めすは若いときよく出産するが、年をとると育児に専任する。

タッパガナは餌が豊富な夏に、子が餌をとり始めるように冬に子を出産する。

コビレコンドウの子どもは平均4〜5才まで、餌を食べながら母乳をのみ母親の元で大切に育てられる。

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