『皮膚』のしくみ
皮膚は三つの層に分かれています。表から表皮、真皮、皮下組織となります。皮膚は体重の約6分の1を占めていて、体を包んでいます。『表皮』のしくみ
表皮のいちばん底の体の内側になるのは基底層です。基底層では次々と新しい表皮を作っています。そしてどんどん上へ押し上げ、もりあげていきます。それにつれて、上の角質層の細胞はどんどん死んでいきます。
こうして表皮はどんどんもりあがって、一月ぐらいで新しい皮膚と交代していると言われています。
このように、表皮は激しく新陳代謝を行って、新しい細胞に変わっているのです。
『真皮』のしくみと働き
表皮の内側は真皮です。
- 汗腺があって、汗を出して体温調節をしています。
- 冷たい、温かい、熱いなどの温度を感じる働きをしています。
- 毛が生えていて、皮膚を守っています。
- 毛穴から出る皮脂(脂肪)は、表皮を守っています。
- 毛細血管がとおっていて、細胞に栄養と酸素を運んでいます。
『皮膚』の神経(触点):ざらざら、すべすべなどを感じます
- 触覚あるいは圧覚
痛覚 (痛点):痛みを感じます
冷覚 (冷点):冷たさを感じます
温覚 (温点):熱さを感じます