DNAを取り出そう


[実験の目的]
 遺伝子の本体であるDNA(デオキシリボ核酸)を、細胞から取り出し、観察します。

[準備するもの]
レバー,

乳鉢,乳棒,石英砂,三角フラスコ,試験管,こまごめピペット,ガラス棒,ビーカー,

0.1MNaCl溶液,5%SDS(ドデシル硫酸ナトリウム)溶液,NaCl,冷やしたエチルアルコール,7%メチルグリーンー3%ピロニン溶液

[方法・手順]
1)肝臓の小片を細かく刻み、石英砂を少し加えて乳鉢の中で丁寧にすりつぶし、0.1MNaCl溶液10mlを加え、よく混ぜます。
2)5%SDS液5mlと、NaCl0.5gを加えてよく混ぜ、三角フラスコに移して、泡立つくらいに2〜3分間激しく振ります。
3)この溶液を試験管に取り、しばらく放置して泡と液を分離させます。
4)5〜10分後に、上層部(泡のすぐ下辺り)をこまごめピペットで取り、冷やしたエチルアルコール25ml中に、ゆっくりと10滴ほど滴下します。
5)エチルアルコール中の沈殿物をよく観察します。
6)沈殿した繊維状の物質をガラス棒に巻き取ります。
7)ガラス棒で巻き取った物質を、7%メチルグリーンー3%ピロニン溶液に1分間つけ染色し、エチルアルコールで洗います。


[結果]
1)アルコール中に沈殿した繊維状の物質は、どのようなものだったでしょうか。スケッチしてみましょう。



2)ガラス棒で巻き取った物質は、7%メチルグリーンー3%ピロニン溶液によって、何色に染色されましたか。




[考察]
1)染色した結果から、この繊維状の物質は何であると判断できますか。




2)その他







[感想]