結果と考察



実験1 盲斑の検出

 

●印が見えなくなったときの距離は22〜23センチメートルが標準です。

右目を開けたとき:見えていなかった●印は見えるようになりました。

普段盲斑があることを意識しないのは両目でみているからです。



 

実験2 両眼視と距離感覚

 

両眼視のときより片眼視のときのほうが合致回数が少なかったはずです。

このことからいえることは⇒眼から物体の距離を知覚するには両眼視が必要ということです。

実験3 正立像の知覚
何が見えたか⇒黒い物体(ピンの頭) ピンの動きに対して見えたものはどう動いたか⇒反対に動いた(上下左右逆) 見えたものは一体何か⇒虚像 通常、網膜上の倒立像を脳は正立像として知覚しています。ピンの影が網膜上に正立していると脳では倒立像として知覚するというわけです。

実験4 残像現象

 

補色関係の色が浮かび上がってきます。 補色:混ぜると白になる2色の関係

 

 

特定の錐体細胞が疲れているところに白色のものを見ると、その錐体細胞からの信号が相対的に弱まって、補色を脳が知覚するのです。

 

補色関係の例

 

シアン

マゼンダ

 


戻る