明暗調節・明暗反応


明暗調節

瞳孔の大きさを変えて光の入る量を調節

 

明るいとき:瞳孔括約筋(かつやくきん)が収縮して瞳孔が小さくなります。

暗いとき:瞳孔散大筋が収縮して瞳孔が大きくなります。

 

明暗反応

 ロドプシンが分解されるとかん体細胞が興奮します。これが大脳へ伝えられ、視覚が生じます。

明るいところでは@、Bの反応が進み、ロドプシンが減少します。暗いところではA、Cの反応が進み、ロドプシンが増加します。

 

暗順応:暗いところに入るとはじめは見えないが、しばらくすると見えるようになります。これを暗順応といい、おもにかん体細胞の働きによるものです。かん体細胞の感度は、時間(ロドプシンの増加)とともに大きく変化します。

 

明順応:明るいところに出るとはじめはまぶしくて見えないが、しばらくすると見えるようになります。これを明順応といい、おもに錐体細胞が働いています。明るいところではロドプシンが減少し、かん体細胞の感度は下がります。


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