耳について〜音の世界・耳の構造〜
耳は、音を感じる聴覚器官です。まず、音について少し触れておきましょう。
音は、1秒あたりの振動数で表し、単位はヘルツ(Hz)を使います。電波を発見した19世紀のドイツの物理学者にちなんで名付けられたそうです。振動の少ない方が低い音、振動の多いほうが高い音ということになります。
ヒトの耳は、20ヘルツ〜20000ヘルツ位までの音を聞くことができます。ヒトの話し声程度の200ヘルツから4000ヘルツ位までの音は、特によく感じます。
同じエネルギーの音波でも、この範囲の音は強く感じるので、人の耳が感じる音の大きさを表すために、ホンという単位が用いられています。また、環境計測の際に騒音計がよく用いられていますが、騒音計では音のエネルギーの大きさを測っています。音のエネルギーの大きさを表すためには、デシベルという単位が用いられています。1000ヘルツの音では、ホンとデシベルの値は同じになりますが、ややこしいですね。
耳は、音を感じる聴覚器官ですが、実際に音を感じる部分は、耳よりもずっと奥の方にあります。耳は、音を感じる内耳のほかに、空気の振動を内耳に伝える部分である外耳と内耳の3つの部分にわかれます。外耳と内耳は鼓膜を境にして分けられます。