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Emperor AKIHITOの謝罪

こういう微妙問題を、こんな気楽ページ勉強まま言及してしまうどうかとは思うが、印象こと自分なりに書くことにする。

たち英国到着遅れること週間余り天皇皇后陛下イギリス訪問されているたち新聞取っないし、テレビよく聞き取れないので、概要しか分からないだが、訪英控えブレア首相が「温か気持ち迎え欲しい」と国民アピールするなど、あまり歓迎ムードではないらしい。

つまり大戦日本捕虜中心とした退役軍人その家族日本に対して謝罪補償求め運動起こしいるである。連日テレビ新聞は、エンペラー・アキヒトがくる、謝るだろうか。ドイツ謝ったぞ。女王陛下晩餐た、悲しみ表明したが謝ってない、あれじゃ足りない。ブレア首相午餐出る今度こそ謝るだろうか。等々である。

テレビ映し出されるロンドン街頭日章旗ユニオンジャック飾られているが、行く陛下には、その通りすぎるごとこれ見よがしにそっぽ向くパフォーマンス行う、「PRISONER」(prisoner of war POW と略す)と入ったすきかけ人々目立つ首相官邸出迎え受ける陛下遠巻きにして捕虜たち老体鞭打っデモンストレーション行っいる

皇室メンバーケンブリッジオックスフォード留学しているし、ダイアナ人気沸くなど、日本イギリスがいい、という印象強いしかし英国では、特に大戦捕虜その家族にとって、憎し感情未だ根強いようだ。一方一般国民いたってクールである。別にわれわれ周囲人間も「日本のエンペラーがね」などと話し掛けくるわけでもない。盛り上がっいる捕虜たちである。謝罪補償あなたどちら求めますか、という問いに対して「両方です」と答え捕虜というがいたが、補償目当てかな、という意地悪い見方ないわけではない。

昨日陛下日本庭園お出ましだったようで、テレビには邦人多数をもって集まった。インタビューに対する彼ら返答いずれあいまいで、説得ない曰く日本ダイアナさんときあんなに歓迎したのに…」「イギリス謝ったら、中国フィリピンなどアジアではもっと大変ことなる等々である。なに情けない、と思うなかれなんとも混乱するである。答えようがないである。普段仲良くしてて、こういうなると、突然日本戦争責任をめぐって大騒ぎなるか。にこやか控えめ振る舞う戦争少年だった陛下は、この運動に「謝れるものなら謝っしまいたいよ」とこぼしいらっしゃるかもしれない。ここ日本国代表として訪英しながら、象徴として実権をもたない中途半端立場現れる

昭和天皇ヨーロッパ歴訪パレード投げつけられた。今回さすがそんなことはないが、日本鬼畜といって時代確か存在しただ、ということしみじみ知らされる。しかしその一方で、なぜ日本戦争をするに至ったか、日本捕虜虐待されなかったか、焼け出された日本どこにも補償謝罪求めてはいけないか、などと考える

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