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台風のルート
台風の一年を通してのルートは大体以下の図の通りです。台風は上空の風に流されて動き、また地球の自転の影響で北へ向かう性質を持っています。そのため,通常東風が吹いている低緯度では、台風は西へ流されながら次第に北上し、上空で強い西風(偏西風)が吹いている中・高緯度に来ると台風は速い速度で北東へ進みます。太平洋高気圧のまわりを廻って日本に向かって北上する台風が多くなります。8月は発生数では年間で一番多い月ですが,台風を流す上空の風がまだ弱いために台風は不安定な経路をとり易く、9月以降になると南海上から放物線を描くように日本付近を通るようになります。
(気象庁ホームページからの引用)