台風とは熱帯低気圧のうち、東経１８０度以西の北太平洋および南シナ海で、最大風速が毎秒
17.2m以上になったもののことをいいます。それより弱いものは「弱い熱帯低気圧」として区別されます。また、台風という言葉は、第４代中央気象台長の岡田武松氏が、英語のタイフーンの訳語として、「発達した熱帯低気圧」の意味で使い始めたそうです。
タイフーンと台風って関係があったんだね。
普通は時速４０〜５０ｋｍで、時には時速８０ｋｍにもなります。また、できたばかりの台風は時速２０〜３０ｋｍぐらいです。北東に向きを変えると急に速くなることからも、日本は最高の台風のコースなのです。
大型の強い台風は、中心気圧
930〜959ｍｂ、風速25m/ｓの半径が300km前後であり、台風の風の持っているエネルギーは非常に大きく、これは300メガトンの火薬、すなわち広島型原子爆弾の約２万個分のエネルギーに相当します。イヤー、自然って恐いですねー。
