Jubilee2000

債務帳消しキャンペーン
−現代版ヨベルの年−

ヨベルの年というのは大きな喜び、自由と解放の年です。

そのためヨベルの年には、奴隷には自由が与えられ、
人々は故郷に帰り安息を得て、さらには、土地の休閑も規定されました。
この制度は、まさに社会正義の理想だったのです。


 2000年という大きなヨベルの年を迎えるにあたって、
この精神をもう一度実現しようと、
教皇ヨハネ・パウロ2世はNGOや諸団体と共に、世界中の人々に訴えかけました。
それが、この債務帳消しキャンペーンです。

この債務問題は教皇庁正義と平和委員会が1996年に取り上げ、
世界規模のキャンペーンとして発展してきました。

 このキャンペーンは、アフリカをはじめとする南の国々が,
北の国々から借りているお金(債務)を、
西暦2000年に帳消しにしようと
呼びかけているものです。

1998年秋からは署名運動も始まり、
2000年8月の沖縄サミットにむけて
この運動はますます盛り上がりを見せてきています。

 アイルランド出身のロックグループU2のメンバーの1人、ボノなど
多くの著名人もこのキャンペーンへの支持を表明しています。

詳しくは、債務帳消しキャンペーン日本実行委員会のホームページをご覧ください。
http://www.jca.ax.apc.org/parc/jubilee


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