≪ディベート進行の流れ≫




≪ディベート進行の流れ≫用のメニューを使用する



【チェアマン挨拶・諸注意】 
 
1.ゲーム開始の宣言と諸注意
チェアマンが始まりの宣言と諸注意を述べる。
(例)「これより…(テーマ)…のディベートを始めます」
「制限時間を守って…」
など注意すべきことがあればここでチェアマンが述べる。
 
 
2.チェアマンの自己紹介
チェアマンの名前を述べる。
(例)「チェアマンをします。○○です。」など
 
 
3.ジャッジの自己紹介
ジャッジ一人一人が名前を述べる。
(例)「ジャッジをします。○○です。」など
 
 
 



 
【メンバー担当宣言】
 
ディベータ―が、自分の名前と役割担当を提示します。
(例)「○○○○です。立論を担当します。」
「○○○○です。質問と応答を担当します。」など
 
 



 
【肯定側立論】
 
1.哲学(理念)
何のためにディベートをするかの(ねらい)
(例)「まず、私たちのあげる哲学は・・」
 
 
2.定義
定義でイメージを合わせる
論題の言葉の定義は肯定側の義務であり権利
これは非常に重要です。この定義は基本的に否定側も従うものなので,しっかりと考えてください。
 
 
3.プラン
論理展開、訴求点の明確化をするために2〜3個のプランをあげる。
(例)「では、ここで3つのプランを挙げたいと思います。まず一つ目に・・
 
 
4.メリット
メリット・デメリットを対比させて説明する。
(例)「一つ目のプランについてのメリットとして、・・・
 
 



 
【否定側反対質問】
 
1.立論構造の確認
相手の立論に穴がないか、立論の立て方に矛盾はないか
 
2.証拠資料の確認
相手の提示した資料に不備はないか、その資料の作成された年は古くないか、正確なデータか。
相手以上に資料を集めておけば、攻勢に出やすい。

 
3.根拠の確認
立論により立てられたプランやメリットの根拠はなにか
プランの矛盾点などがないか

 
<ポイント>
相手の話の要点をメモすること。
矛盾点や疑問点のチェック。
 
 
 
 



 
【否定側立論】
1.哲学(理念)
肯定側と異なる物でよい
2.定義
定義は肯定側がよほど妥当性を確率論でない限り肯定側にあわせ、次のように言う。「定義は肯定側に従います」
 
3.プラン・デメリット
肯定側の立論と同様、プランにデメリットを対比させることによって説明する。
 



 
【肯定側反対質問】
 
1.立論構造の確認
相手の立論に穴がないか、立論の立て方に矛盾はないか
 
2.証拠資料の確認
相手の提示した資料に不備はないか、その資料の作成された年は古くないか、正確なデータか。
 
3.根拠の確認
立論により立てられたプランやメリットの根拠はなにか
 
<ポイント>
相手の話の要点をメモすること。
矛盾点や疑問点のチェック。
 
 
 



 
作戦タイム勝負のわかれめ
 
最終弁論についての確認をする。
最終弁論では、相手側の証拠書類や論理的な理由付けの不備、論理の飛躍などを批判する。
また、相手の主張と自分の主張の比較をする。

 
−最終弁論の頭の働かせ方−
 
1.相手の主張は的外れでないか?
まず、相手の主張は的外れではないかの点検をする。
相手の議論が自分たちの議論の直接の反論になっていない場合は、理由,根拠を示して主張する。

 
 
2.証拠資料はあるか?
つぎに、証拠資料があるかを点検する。証拠資料が無ければそれを指摘する。
証拠資料がある場合は、

@主張との結びつき
主張と確かに結びついているか?
主張を支えるのに十分な量か?新しさか?
専門性の高さはあるか?

A証拠資料内部の問題
明確,正確な表現か?
資料内部に矛盾はないか?

B理由付けの有無
しっかりとした理由付けはあるか?
C調査データについて
サンプルは少なすぎないか?
サンプルにかたよりはないか?
調査時期は古くないか?

などをチェックし,証拠資料に異議を唱える。
自分の証拠書類と比較するのも良い。

 
 
3.相手の議論を応用できないか?
相手側の主張を応用して弁論する。「ターンアラウンド」(=返し技)
例えば,相手の主張の矛盾点をついて「その主張の場合、〜の様なときはどうするのか?」など
 
 



【否定側最終弁論】
 
1.(守り)デメリットの成立を示す。
2.(攻め)メリットの成立しない事を言う。
3.(総括)メリットよりデメリットがいかに大きいかを言う。
 
基本は立論の根拠固めと、相手の主張の矛盾点を突くこと。くわしくは,上記「作戦タイム」にて。
 



 
【肯定側最終弁論】
1.(守り)メリットの成立を示す。
2.(攻め)デメリットの成立しない事を言う。
3.(総括)メリットがデメリットよりいかに大きいかを言う。
 
基本は立論の根拠固めと、相手の主張の矛盾点を突くこと。くわしくは,上記「作戦タイム」にて。
 



 
【ジャッジ調整】
1.ジャッジシートによりジャッジの結果を判定
項目にそって点数をつける
 
2.ジャッジのコメント準備
 
 



 
判決
ジャッジコメント
 
ジャッジのコメント(例)「私は○○対○○で、○○側の勝ちとしました。○○側の主張は、要点がまとめられていてわかり易く、説得力がありました。」
など
 
チェアマン「以上の結果、2対1で○○側の勝ちとなりました。これで・・テーマ・・についてのディベートを終わります。皆さんご苦労様でした。」
 
<ジャッジ結果が同点の場合>
同点の場合はチェアマンが最後のジャッジになり判定します。
チェアマン「以上の結果、ジャッジ判定では同点となりました。ルールにより、チェアマンの判定で勝敗を決めたいと思います。私は○○対○○で、○○側の勝ちとします。○○側の主張は・・・。よって○○側の勝ちとさせていただきます。これで (テーマ) についてのディベートを終わります。皆さんご苦労様でした。」
 



 
一つ前にもどる
トップページへ