≪ディベートに必要な役割≫
ここではディベートをする上で必要な役割等について説明します。
会場のレイアウトは上図のようにしてもらえばいいとおもいます。
観客がいる場合はジャッジの後方に席を設けて下さい。
<ディベーター>
文字通り、ディベートを行う人達のことです。
あるテーマにおいて、肯定側と否定側とに分かれて論議を行います。
チーム人数は通常は3〜5人位です。
それぞれのチームは、個人の意見に関係なく、肯定または否定側が与えられるので、
肯定、否定、どちら側になっても議論できる用意が必要です。
<ジャッジ>
行われたディベートの講評と判定をする役割です。
人数は、奇数人(3人がいいかな?)とします。
偶数人でもいいですがその場合チェアマンが判定に参加する確立が高くなります。
立論、質問応答、最終弁論について、
・大きな声ではっきりと発言できていたか |
・積極的に質問、応答をしていたか |
・提示された、または使われた資料は正確な物であったか |
などをチェックし、ジャッジシートに点数表示します。
ジャッジの支持の多い方のチームが勝ちとなります。
ジャッジは公正で明確な判定をする事につとめなければなりません。
したがって、ディベートするテーマの内容についての最低限の知識は持っておくべきです。
試合中は発言してはいけません。
間違いを見つけても指摘できません。
感想を言うときにまとめていいましょう。
印刷用のジャッジシートは≪配布プリント≫にあります。
<チェアマン>
試合全体の進行係です。
試合の始めの宣言から、終わりの宣言まで、
試合進行のすべての責任を負っています。
タイムキーパーの役割もします。
ディベーターに残り時間や時間の終了を知らせる事などです。
また、ジャッジの判定が五分五分であったとき、
チェアマンがジャッジの一人となって、勝敗を決します。
唯一試合中でもディベータ−に発言できる役割です。
<議題>
ディベートのテーマです。肯定、否定どちらがよいかわからないものをテーマに選びます。
例) |
<説明用ボード>
ディベートの立論などを行うときに、資料の掲示などに使います。
必ずしも必要ではありませんが、用意ができればある方がいいです。
ボードのかわりにプロジェクターを使うこともあります。
<観客>
拍手などで盛り上げる。
(論争が静かだと寂しいですから)
観客全体で多数決をとり多いほうに加点をすることもあります。
<その他>
その他必要な物があれば用意しましょう