第三回雲のでき方

 

雲は、空気が膨張すると気温が下がりできる。

空気は、上昇すると膨張する。そのため、気

温が下がり、やがて露点より低くなると、空

気中に含まれている水蒸気の一部が小さな水

滴や氷の結晶となって上空に浮かぶ。こうし

て、雲ができるのである。このように、雲は

上昇する空気の流れ、すなわち上昇気流によ

って生じる。上昇気流の起こり方は、空気が

局部的に熱せられるとき、空気が山を越える

時、冷たい空気と暖かい空気がぶつかった時

などに起こる。雲の発達のしかたや高さ・形

などが変化するためいろいろな種類の雲が発

生することになる(第四回参考)。

 

第四回雲の種類へ