第五回雨のでき方
雲をつくる水滴や氷の結晶は、ひじょうに
小さいため、上昇気流に支えられて落ちて
こない。しかし、これらの雲の粒が成長し
て大きくなると、上昇気流で支えきれなく
なり落ちてくる。このようにして地表に達
した水滴が雨であり、氷の結晶が途中でと
けないで地表に達したものが雪である。雨
や雪などをまとめて降水という。降水をも
たらす雲は、主に乱層雲と積乱雲である
(第四回参考)。
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