「自社商品をすべて非遺伝子組み換えに」

これは英国業界第2位のスーパーマーケットチェーンであるサインズベリー社が発表したものです。

遺伝子組み換えを含まないと科学的に検証された原料の供給元を開拓して自社製品にこれらの原料を使用する。(つまり顔が見えているのでその人のつくっている作物は安全だ。私達も知っている契約農家のようなものだとおもえば簡単だと思います。)多くの消費者が非遺伝子組み換えの原料を望んでいる以上はこのように保証を提供することこそが必要である。とサインズベリー社また、共同で自社製品を非遺伝子組み換えにしている他の6社述べています。

この発表は組み換え大豆を多く栽培していた米国の大手大豆生産者に打撃をあたえました。が、裏側でカナダが非遺伝子組み換え大豆を栽培していた為、大豆の市場で優位になった。という事実もあります。イギリスでは消費者の力で一企業を動かすまでまた、国をも動かし始めている。一人一人では対抗できないけれども同じことを望む者が集まれば大きな力となる。消費者とはすごい力のもち主であることがこの発表から分かると思います。