遺伝子組み換え食品をとりまく世界/日本の状況

消費者の自由産業界の反応行政のそれに対する行動の三点から見る

@消費者=consumer=godという考え

何処の国でもそうであるかもしれませんが、特にアメリカでは上記のように消費者=神様である。という考えがとても強いようです。 遺伝子組み換えは狭い、ある地域の問題だけではいまやもうなくなっています。地域から国へ。そして国外、地球規模へとその問題は広まっているのです。

 今、なぜこんなにも遺伝子組み換え食品=GMOが話題になっているのか…。それはメディアによって伝えられるGMOについて様々な情報に消費者が関心をもっているからです。このような消費者の関心はヨーロッパ、日本、アメリカ、南米特にブラジルで高くなっています。

メディアの問題提起は「組み換えとは何か?/安全性はどうか?/論理的な点からみてどうなのか?」など多くあり、議論は科学的なものから非科学的なものまで白熱しています。が、良い情報であれ、悪い情報であれ、結果として消費者からの抵抗は強まるのは確かです。アメリカのバイオ企業では本当に消費者が望まないのならば、遺伝子組み換えを諦めることすら考えています。

 消費者がGMOに求める対応とは何か?   組み換えの安全性についてはまだ議論が続いているのでなんともいえないのですが、消費者は信頼できる正確な遺伝子の情報を求めているのです。私達には製品がしっかりと分析されているのか、どんな遺伝子をどのように組み換えているのか…知る権利があると思います。これでは技術情報まで求めており、専門家でもない消費者がやりすぎなのでは?と考える人もいるとは思いますが、安全性がまだ明らかになっていない以上はこの位消費者である私達なら分かっていなければならないことであると思うのです。 

日本では  世界各国の動きへ