【EU】

ヨーロッパはイギリスフランスはもちろんのことその他のEU加盟国例えばオーストリアやルクセンブルク、ノルウェーまたギリシャなど世界的に見ても最も遺伝子組み換えに対して厳しい姿勢をとっている地域です。EUでは遺伝子組み換え大豆、トウモロコシ、ナタネの輸入は認められていますが、1998年9月1日から表示の義務付けをおこなっています。消費者の遺伝子組み換え技術に対する関心はなみならぬものがあるようです。

フランス

では一度はアメリカとの価格競争のために農民の間でも生産したいという希望が多数あったので遺伝子組み換え作物をとりいれました。が、市民団体が安全性に対して強い疑いをもったために現在では遺伝子組み換えの作物は栽培を中止しています。

ギリシャはEUの遺伝子組み換え反対という決定をひっぱったリーダー的存在の国です。

EU加盟国15ヶ国の中でもオーストリア、ルクセンブルク、ノルウェーは特に対応がきびしいようです。実際遺伝子組み換え作物の生産も流通も完全に禁止しています。これはEUが打ち出している表示義務化の上で組み換えされた大豆、トウモロコシ、ナタネの流通を認める。というものに反しているようですがこの3国内自体の反対が強いので禁止しているのです。