ここでは、英国に関する歴史的事件を並べてあります。
※もっと詳しく知りたい方は、http://macao.softvision.co.jp/dbpwww/へどうぞ!
『歴史的事実を並べたものとは言っても、コピーライトについては、
上記参考文献から得た情報であることは明記することが必要です。
筆者自身で獲得したものも含まれますので、本データを転載する場合には
出典を明らかにしておくことが必要とであると考えます。
従って、転載に際してはこの説明文書をこのまま一緒に付随させて下さい。
なお、このデータを転載する場合には、その旨を御一報下さい。』


西暦/月/日,日本の暦/月/日
出来事の説明

となっています。
1990年〜1999年まで

1990/03/14,平成2/03/14
ボンで、ドイツ統一問題協議に関し、東西両ドイツと米ソ英仏の6ヵ国会議が始まる。
次回からはポーランドの参加を認める。
1990/05/04,平成2/05/04
イギリス地方選挙で労働党が圧勝し、サッチャー政権に打撃となる。
1990/11/22,平成2/11/22
イギリスのサッチャー首相が辞意を表明する。
1990/11/27,平成2/11/27
英国首相にメージャー蔵相(47)が選ばれる。
1991/03/21,平成3/03/21
メージャー英政権が、人頭税を93年から廃止すると発表する。
1991/05/08,平成3/05/08
イギリスで、ネズミの性転換に成功する。
1991/05/22,平成3/05/22
イギリスとフランスを結ぶ海底トンネルの工事で、イギリス側とフランス側のメイントンネルがつながる。
1991/06/15,平成3/06/15
メージャー首相のサミット招請をゴルバチョフ大統領が受諾する。
1991/07/05,平成3/07/05
ドイツのコール首相がキエフでゴルバチョフ・ソ連大統領と首脳会談を行い、
「ロンドンサミットの場でソ連の改革を理解し、支援するよう参加各国に働きかけたい」と発言する。
1991/07/15,平成3/07/15
ロンドン・サミットが開幕する。
1991/07/17,平成3/07/17
ロンドンで、サミット参加7ヵ国首脳とソ連ゴルバチョフ大統領の初会議が行われ、対ソ支援6項目で合意する。
1991/09/01,平成3/09/01
イギリスのメージャー首相がモスクワに入る。
1991/09/02,平成3/09/02
イギリスがバルト3国の独立を承認する。
1991/12/06,平成3/12/06
リチャード・ストーン(Stone,John Richard Nicolas)没。78歳(誕生:1913/08/30)。
イギリスの経済学者。「国民経済計算システムの開発への貢献」により1984年度ノーベル経済学賞を受賞した。
1992/01/30,平成4/01/30
訪米中のロシアのエリツィン大統領と、イギリスのメージャー首相が会談し、軍縮と経済協力宣言を発表する。
1992/02/20,平成4/02/20
英科学誌「ネイチャー」が、約240万年前の「ヒト属」の骨の化石が見つかったことを報じる。
1992/03/29,平成4/03/29
エドワード・スペンサー公(Spencer,Edward John)没。
68歳(誕生:1924/01/24)。イギリス王室ダイアナ妃の父。
1992/08/22,平成4/08/22
イギリス王室が、イギリス女王の次男アンドルー王子の別居中の夫人セーラ妃を
王室から除名することを決定する。アメリカ人実業家J.ブライアンとの親密交際が新聞で暴露されたため。
1992/08/25,平成4/08/25
イギリスのタブロイド紙「サン」が、ダイアナ妃と愛人とされるジェームズ・ギルビーとの
親密な会話を録音したテープの内容を公表する。
1992/08/26,平成4/08/26
アメリカ・ロシア・中国・日本など30ヵ国以上が参加したユーゴ紛争を解決するための
ユーゴスラビア和平国際会議がロンドンで開かれる。しかしボスニア・ヘルツェゴビナの戦闘はますます激化する。
1992/08/26,平成4/08/26
アメリカ、イギリス、フランス3国がイラク南部のシーア派イスラム教徒保護のため
北緯32度以南に飛行禁止空域設定を通告する。
1992/09/16,平成4/09/16
ポンド防衛を強化するため、イギリスが連続して公定歩合を引き上げる。10%を12%にしたのに続き、さらに15%に引き上げる。欧州通貨制度に危機が訪れる。イギリスとイタリアがERMから一時離脱する。
1992/10/29,平成4/10/29
マクミラン(Macmillan,Kenneth)没。62歳(誕生:1929/12/11)。バレエダンサーで振付け師。
1992/11/20,平成4/11/20
ロンドン郊外の英王室の離宮ウィンザー城で大規模な火災が発生し、城の1/3が被害を受け、100億円の被害となる。
1992/12/09,平成4/12/09
イギリスのメージャー首相が、チャールズ皇太子とダイアナ妃が正式に別居することを発表する。
1993/01/05,平成5/01/05
イギリス北部のシェトランド諸島でリベリア船籍のタンカー「ブレア」が海岸に座礁して積荷の原油が流出する。
1993/01/06,平成5/01/06
アメリカ、イギリス、フランス、ロシアの4ヵ国がイラクに、
南の飛行禁止区域下に配備した地対空ミサイルを48時間以内に撤去するよう最後通告する。
1993/01/13,平成5/01/13
アメリカを中心としイギリス、フランスを加えた3ヵ国軍がイラク南部のミサイル基地を対象とした空爆を行う。
1993/01/18,平成5/01/18
アメリカ、イギリス、フランスの3ヵ国軍が、イラク南部の飛行禁止区域内にあるミサイル発射拠点を空爆、
北部の飛行禁止区域下にも初めて攻撃を加える。イラク側は21人が死亡したと発表する。
1993/02/21,平成5/02/21
ディック・ホワイト(White,Dick)没。86歳(誕生:1906/12/20)。
イギリスの情報部MI6の元長官で007シリーズのジェームズ・ボンドの上司「M」のモデルといわれた。
1993/02/24,平成5/02/24
ボビー・ムーア(Moore,Bobby)没。51歳(誕生:1941/04/12)。サッカー。
1993/04/22,平成5/04/22
アメリカ・ハワイ大学のデビッド・ジューイット博士らが、冥王星の外側の軌道を回る新しい天体を発見したことを、
イギリスの科学誌「ネイチャー」に発表する。1992QB1と名付けられる。
1993/04/24,平成5/04/24
ロンドンの金融街「シティー」で爆発があり、36人以上が怪我をする。IRAの犯行とみられている。
1993/05/20,平成5/05/20
イギリス議会下院が、マーストリヒト条約の批准法案を可決する。
1993/08/02,平成5/08/02
イギリス政府が、マーストリヒト条約を批准する。
1994/01/07,平成6/01/07
中国で、最低賃金制が導入される見通しであることが英紙に報道される。
1994/03/02,平成6/03/02
イギリスの高級紙の「インディペンデント」が、大衆紙「デイリー・ミラー」などを発行するグループに身売りされる。
1994/03/06,平成6/03/06
イギリス南西部のゴロスターで、3階建ての邸宅から女性ばかり8人の死体が次々に発見される。
犯人はフレデリック・ウェスト(56)で、マスコミは「恐怖の館」と大々的に報じる。
1994/03/11,平成6/03/11
ロンドンのヒースロー空港で、女王到着2時間半後にIRAによる迫撃砲4発が打ち込まれる。
1994/03/13,平成6/03/13
1934年に撮られたイギリスのネス湖の怪物ネッシーの写真が、
実はオモチャの潜水艦を使った悪ふざけであったことが報道される。
1994/05/06,平成6/05/06
イギリスとフランスを結ぶ全長50キロの英仏海峡トンネル(ユーロトンネル)が開通し、1番列車にエリザベス女王が乗りドーバー海峡の下をフランスまで通り抜ける。
1994/05/12,平成6/05/12
ジョン・スミス(Smith,John)がロンドン市内の自宅で心臓発作のため急死する。
55歳(誕生:1938/09/13)。イギリス労働党の党首。
1994/05/28,平成6/05/28
イギリス政府が、ロンドンのイラン大使館の外交官1人を国外追放する。IRAとの接触疑惑のためと見られる。
1994/06/06,平成6/06/06
フランス・ノルマンディーで、ミッテラン大統領、クリントン大統領、エリザベス女王ら19人の元首・首脳が臨席して、
ノルマンディー上陸50周年記念式典が行われる。
1994/06/12,平成6/06/12
欧州議会選挙の開票が行われ、ドイツでは与党が善戦したがイギリスは与党の保守党が大敗、
フランスは社会党の後退が目立つ。
1994/06/29,平成6/06/29
チャールズ皇太子が、テレビのドキュメンタリー番組で、カミラ夫人との不倫を告白する。
1994/07/29,平成6/07/29
ドロシー・ホジキン(Hodgkin,Dorothy)没。84歳(誕生:1910/05/12)。
生化学物質の構造を解析する方法を開発して64年にノーベル化学賞を受賞した女流化学者。
1994/07/31,平成6/07/31
アン・シェルトン没。66歳。「リリー・マルレーン」を歌った第2次世界大戦中の兵士のアイドル歌手。
1994/08/11,平成6/08/11
ピーター・カッシング(Cushing,Peter)没。81歳(誕生:1913/05/26)。
「フランケンシュタインの逆襲」で好演したイギリスのホラー映画のスター。
1994/08/14,平成6/08/14
エリアス・カネッティ(Canetti,Elias)がスイスの自宅アパートで没。89歳(誕生:1905/07/25)。
ノーベル文学賞受賞作家で、「群衆と権力」を著したブルガリア生まれの英(オーストリア)の作家。
1994/08/31,平成6/08/31
ロンドンで、世界チェス・チャンピオンのカスパロフが、チェスのコンピュータ・ソフト「チェス・ジーニアス2」と対戦し、1敗1分けとなり、人間の王者がコンピュータに敗北する。
1994/08/31,平成6/08/31
英国の北アイルランド統治に反対してきたカトリック系過激派組織IRAが9月1日午前0時で無期限の停戦を宣言する。
1994/09/03,平成6/09/03
ロンドンで開かれているコンピュータと人間とのチェス選手権の準決勝で、
インドのV.アナンドがコンピュータ・ソフト「チェス・ジーニアス」を破る。
1994/09/08,平成6/09/08
ベルリンに駐留していた米・英・仏軍が撤退し、ドイツの占領体制に幕が下りる。
1994/09/17,平成6/09/17
カール・ポパー(Popper,Karl Raimund)がロンドン郊外クロイドンで没。
92歳(誕生:1902/07/28)。ウィーン生まれのイギリスの哲学者で歴史法則主義を批判した。
1994/10/02,平成6/10/02
ダイアナ英皇太子妃に乗馬を教えていた近衛騎兵隊のジェームズ・ヒューイット元少佐が、
ダイアナ妃との情事を暴露する。
1994/10/17,平成6/10/17
英女王エリザベス2世が、英国君主として初めてロシアを訪問する。
1994/11/03,平成6/11/03
イギリスで、集会の自由や黙秘権を制限する新犯罪法が成立する。
1994/11/04,平成6/11/04
3日に成立したイギリスの新犯罪法に抗議して、
反対するグループがロンドンの英国会議事堂の屋根に登り、ビッグベンを背後に布製の抗議文を広げる。
1994/12/03,平成6/12/03
テノスのデビスカップ杯で、スウェーデンがロシアを破り、7年ぶりのV5を達成する。
1995/01/01,平成7/01/01
前年3月6日に発覚した「恐怖の館」大量殺人事件の犯人フレデリック・ウェスト(53)が、
中部バーミンガムの刑務所で首をつった姿で発見され、間もなく死亡する。
1995/02/07,平成7/02/07
1993年にレオタード姿でトレーニングしているダイアナ妃を盗み撮りしたロンドンのフィットネスクラブの経営者と
写真を掲載した英2紙を相手に妃が起こしていた訴訟が、妃の全面勝訴となったことが明らかになる。
1995/02/17,平成7/02/17
ロンドン中心街にある運輸省に何者かが侵入し、コンピュータがこじあけられたりたたき壊されたりして
ハードディスクなど記憶関連の部品が多量に盗まれる。環境問題で運輸省に敵対する過激派との見方がある。
1995/02/22,平成7/02/22
イギリスのメージャー首相とアイルランドのブルートン首相が、
英領北アイルランドの将来の統治方式などを両政府が共同で提案する「枠組み文書」を発表する。
1995/03/03,平成7/03/03
英国貴族の野外スポーツとして富裕な人々の間で続いているキツネ狩りを禁止する法案が英下院で可決される。
1995/03/03,平成7/03/03
イギリスのチャールズ皇太子の不倫相手のカミラ・パーカーボウルズ夫人が離婚する。
1995/03/18,平成7/03/18
英国ケント大学とマンチェスター科学技術大学のグループが、わし座の方角の1万光年にある星の近くに、
太陽系よりも大きな「アルコールでできている雲」を発見したことが報道される。
1995/03/19,平成7/03/19
エリザベス女王が即位以来初めて南アフリカを訪問する。
1995/04/09,平成7/04/09
オーストラリアの首都キャンベラで、95年彫刻フォーラムの展示物として
エリザベス女王夫妻の裸像が展示され、物議を醸す。
1995/04/17,平成7/04/17
イギリスのセラフィールドで、グリーンピースのメンバーが核不拡散条約延長・再検討会議の開会に抗議して
使用済み核燃料再処理施設に侵入し逮捕される。
1995/04/22,平成7/04/22
バッキンガム宮殿当局が、サッチャー前英首相とエベレスト登頂のヒラリー卿の2人に
ナイト称号の中で最高位のガーター勲章を授与すると発表する。
1995/04/23,平成7/04/23
リバプールで、1995年の結成時に録音されたビートルズの演奏テープが発見される。
1995/05/06,平成7/05/06
第2次世界大戦の欧州戦勝記念日の8日を前に、イギリスの50周年記念行事が
ロンドンのハイドパークを主会場に3日間の日程で始まる。ハイドパークでの開会式には、
エリザベス女王の母親のクィーン・マザー(エリザベス皇太后)(94)が出席する。
1995/05/13,平成7/05/13
イギリスの2児の母親であるアリソン・ハーグリーブズが、チョモランマ(エベレスト)の無酸素単独登頂に成功する。
1995/05/24,平成7/05/24
ハロルド・ウィルソン(Wilson,James Harold)没。
79歳(誕生:1916/03/11)。イギリスの労働党党首として1964年から通算7年9ヵ月間首相を務めた。
1995/05/30,平成7/05/30
国連保護軍強化のため、イギリス軍の増援部隊の第1陣36人がボスニアに入る。
1995/06/19,平成7/06/19
ピーター・タウンゼント(Townsend,Peter Wooldridge)没。
80歳(誕生:1914/11/22)。マーガレット王女と恋に落ちた元イギリス空軍大佐。
1995/06/25,平成7/06/25
アーネスト・ウォルトン(Walton,Ernest Thomas Sinton)がイギリスのベルファストの病院で没。
91歳(誕生:1903/10/06)。アイルランドの物理学者で、荷電粒子の高速加速装置を発明してアルファ線を確認して
ノーベル物理学賞を受賞した。
1995/07/04,平成7/07/04
イギリス、メージャー首相が保守党内で信任を得るため辞任して行われた党首選挙で、
対立候補のレッドウッドを218対89の大差で破って再選される。
1995/07/08,平成7/07/08
テニスのウィンブルドン選手権第12日、女子シングルス決勝で、第1シードのドイツのシュテフィ・グラフがフルセットの末、
第2シードのスペインのアランチャ・サンチェスを降し、2年ぶり6度目の優勝を飾る。
1995/07/11,平成7/07/11
ロンドンの公文書博物館で、1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件の際撮影された
ヒトラーの頭部レントゲン写真が発見される。
1995/07/16,平成7/07/16
スペンダー(Spender,Stephen)没。86歳(誕生:1909/02/28)。イギリスの詩人。
1995/07/21,平成7/07/21
ロンドンで、アメリカ、イギリス、フランス、NATOなどの首脳がボスニア情勢について会議を行い、
セルビア人勢力の攻撃を抑止する目的で空爆を実施する方向で原則合意する。
1995/07/24,平成7/07/24
ロンドンで、シャーロック・ホームズのゆかりの品のオークションが行われる。
1995/08/14,平成7/08/14
イギリス大衆紙デーリー・エクスプレスが、これまで昔の恋人を思う歌とされていたビートルズの大ヒット曲
「イエスタデイ」が、実はポール・マッカートニーが亡くした母を思って作った歌であったことを報じる。
1995/08/19,平成7/08/19
ロンドンのバッキンガム宮殿で、戦後50周年行事の最後をしめくくる式典の、日本に対する戦争勝利を祝う
「YJデー」式典が開かれる。
1995/10/05,平成7/10/05
1995年度のノーベル文学賞が、英領北アイルランド生まれの詩人シェイマス・ヒーニー(56)に贈られることが決まる。
1995/10/12,平成7/10/12
ノーベル平和賞が、反核運動パグウォッシュ会議会長のジョゼフ・ロートブラット(英)に授与されることが決まる。
1995/10/26,平成7/10/26
連邦からの分離・独立を問う住民投票を予定しているケベック州のものまねタレントが、
連邦政府のクレティエン首相の名をかたって、カナダの元首のエリザベス女王に電話をかけ、
独立阻止への協力を依頼する。翌日放送される。
1995/11/20,平成7/11/20
チャールズ皇太子との別居から3年のダイアナ妃のインタビュー番組がBBCテレビで放映される。
ダイアナ妃は皇太子との結婚から別居に致るまでの心境やこれからの展望まであらゆる質問に答え、
近衛騎兵隊のヒューイット大佐(37)との不倫を認める。
1995/11/30,平成7/11/30
クリントン大統領が、米大統領としては初めて北アイルランドを訪問するためベルファストに到着する。
1995/11/30,平成7/11/30
エリザベス女王が、英カトリック教会の総本山のロンドン・ウエストミンスター大聖堂で行われた夕べの祈りに出席する。
英国王がカトリック教会を訪れるのはヘンリー8世が1534年にローマ法皇庁と関係を断絶して以来のこと。
1995/12/09,平成7/12/09
ロンドンで開かれていたボスニア復興国際会議が、民生分野を統治する評議会の設置、
民生的な選挙の監視への人材派遣などをまとめて閉幕する。
1995/12/20,平成7/12/20
イギリスのテレビ放送が、エリザベス女王が18日に
チャールズ皇太子夫妻に対して離婚を促す書簡を送っていたと報じる。
1995/12/27,平成7/12/27
シューラ・チェルカスキー(Cherkasky,Shura)がロンドンの病院で没。
84歳(誕生:1911/10/07)。ウクライナ生まれのアメリカのピアニスト。
1995/12/30,平成7/12/30
BBC放送のフランス語放送が財政難のため中止される。
1996/01/01,平成8/01/01
英大衆紙デイリー・ミラーが、ダイアナ妃が親しい友人らに対し、将来の王室内での役割について
自分の条件が受入れられれば、離婚に同意する決心をしていることを伝えたと報じる。
1996/01/11,平成8/01/11
サッチャー前首相が演説で、保守党が中道シフトすることなくもっと右派色を出すべきであると強調する。
1996/01/18,平成8/01/18
イングランド銀行が、最低貸出金利(公定歩合)を0.25%下げて6.25%とすることを発表する。
1996/02/09,平成8/02/09
IRAが停戦破棄声明を出す。直後、ロンドン市内の新興ビジネス地区ドックランドで
時限爆弾による大規模な爆弾テロが発生する。
1996/02/12,平成8/02/12
イギリスのメージャー首相が下院で演説し、IRAの爆弾テロ後も、
和平交渉の努力を継続する考えを明らかにする。
1996/02/15,平成8/02/15
イギリス・ウェールズ西部のブリストル海峡で、リベリア船籍の大型タンカー「シー・エンプレス」号が座礁し、
21日までに6万5000トンの原油が海上に流出する。
これは1989年の「エクソン・バルディス」の3万8000トンを大きく上回る。
1996/02/16,平成8/02/16
イギリス北部で、真珠雲が観測される。
1996/02/17,平成8/02/17
イブリン・レイがロンドン市内の療養所で没。95歳。イギリスのミュージカル女優。
1996/02/18,平成8/02/18
ロンドンの繁華街で、10人が乗っていた2階建てのバスで爆発が起こり、1人が死亡、8人が怪我をする。
IRAの犯行と見られているが、運搬途中の爆弾が爆発した可能性が高い。
1996/02/28,平成8/02/28
ダイアナ英皇太子妃が、「チャールズ皇太子の離婚の求めを受入れた」と発表する。
1996/02/28,平成8/02/28
イギリスのメージャー首相とアイルランドのブルートン首相が、
北アイルランド問題をめぐってロンドンで会談し、「円卓会議」を6月10日に始めることで合意する。
1996/02/29,平成8/02/29
前日ダイアナ妃がチャールズ皇太子との離婚に合意したのを受け、双方の弁護士が離婚条件の協議に入る。
1996/03/04,平成8/03/04
メージャー首相が訪問先の香港で演説し、香港返還後もイギリへのビザ無し渡航を認めるなど
香港市民を保護することを表明する。
1996/03/07,平成8/03/07
IRAがイギリス、アイルランド両政府が求める停戦の再宣言を事実上拒絶する声明を出す。
1996/03/09,平成8/03/09
ロンドン西部のフルハム地区で、未明大規模な爆発が起こる。IRAのテロとみられる。
1996/03/13,平成8/03/13
スコットランド中部のダンブレーンの小学校で、外部から侵入した男が突然児童に向けて銃を乱射し、
4歳から6歳までの児童16人と先生1人が射殺される。犯人の男(43)は自殺する。
1996/03/20,平成8/03/20
イギリス政府が、「クロイツフェルト・ヤコブ病」が直接的な証拠はないものの狂牛病との関係は否定できないと発表。
この発表により世界中にイギリスの牛の禁輸などの波紋が急速に広まる。
1996/03/22,平成8/03/22
ロンドンで、ダイアナ妃の運転する乗用車が交通事故に巻き込まれる。ダイアナ妃は無事。
1996/03/24,平成8/03/24
狂牛病で、マクドナルドが「英国内の660店で国産牛肉の使用を中止する」と発表し、ハンバーガー販売を一時とりやめる。
1996/04/03,平成8/04/03
イギリスのガーディアン紙の世論調査で、イギリス国民の10人に3人が牛肉を食卓から追放したことが明らかにされる。
1996/04/09,平成8/04/09
イギリスが、新ユーゴスラビアを正式に国家として承認する。
1996/04/11,平成8/04/11
イギリス下院補選が行われ、労働党候補の当選が確定する。メージャー政権に痛手となる。
1996/04/16,平成8/04/16
エリザベス女王の2男アンドルー王子(36)と別居中のセーラ妃(36)が5月末までに
正式に離婚することになったことが明らかにされる。
1996/04/17,平成8/04/17
ロンドン市内の高級住宅街サウスケンジトンで、爆弾ともられる爆発が起きる。
怪我人はなかったが、IRAとみられる予告電話が通信社にあったことが判明する。
1996/04/20,平成8/04/20
クリストファー・ロビン・ミルン没。
75歳。「クマのプーさん」の作者A.A.ミルンの1人息子で作中に主人公として登場する。
1996/04/23,平成8/04/23
パメラ・L・トラバース(Travers,Pamela Lyndon)がロンドンの自宅で没。
96歳(誕生:1906)。イギリスの児童作家で「メリー・ポピンズ」の作者。
1996/04/30,平成8/04/30
イギリスの狂牛病問題を討議するEU農相会議が、イギリスが提案した追加措置について討議する。
1996/05/02,平成8/05/02
イギリスの地方議会選挙で与党の保守党が大敗する。
1996/05/06,平成8/05/06
ロシア連邦保安局が、イギリスの情報機関MI6に協力して諜報活動をしていた疑いで、
ロシアの政府職員を逮捕したことを発表し、数人のイギリス外交官を国外退去処分とすると通告する。
イギリス外務省は、不当としてこれに抗議する。
1996/05/17,平成8/05/17
ロシア政府が、軍事情報などを集めていたとしてロシア滞在のイギリス大使館員4人に国外退去処分とする。
イギリスも同様の報復措置をとる。
1996/05/21,平成8/05/21
イギリス政府が、EUがイギリス産の牛の輸入禁止措置を解除しない限り、EUには協力しないとの声明を出す。
1996/05/30,平成8/05/30
IRAの再停戦発表がないまま、北アイルランドの地域選挙の投票が行われる。
1996/05/30,平成8/05/30
エリザベス女王の次男アンドルー王子とセーラー妃の離婚が、ロンドンの離婚裁判所で確定する。
1996/06/05,平成8/06/05
EU欧州委員会が、狂牛病予防策として行ったイギリス産牛肉全面禁輸措置のうち、
加工品のゼラチン、牛脂、精子の3品目について部分解除を決定する。
1996/06/10,平成8/06/10
北アイルランドの和平をめざす政党代表者による円卓会議がベルファストで開かれる。
1996/06/15,平成8/06/15
マンチェスター中心部にあるショッピングセンターで、大規模な爆発が起こり、200人以上が負傷する。
1996/06/21,平成8/06/21
欧州連合の首脳会議がフィレンツェで始まり、狂牛病をめぐるイギリスと他の加盟国の対立が政治決着する。
英国産牛肉の段階的解除に向けて合意し、イギリスも禁輸に反発して打出していた「非協力政策」の停止方針を表明する。
1996/06/24,平成8/06/24
IWC総会がイギリスのアバディーンで開催される。
北大西洋でミンククジラの資源量が増えているという調査結果が了承される。
1996/06/25,平成8/06/25
アバディーンで開かれているIWC総会で、反捕鯨国のアメリカが、
北西海岸の住む少数先住民族のマカ族のために、5頭のコククジラの捕獲枠要求の立場を打出し、波紋が広がる。
1996/07/03,平成8/07/03
雨で中断が頻発しているテニスのウィンブルドン大会の会場で、
中断時間にクリフ・リチャードが登場して伴奏なしのミニ・コンサートを開く。
1996/07/04,平成8/07/04
イギリスのチャールズ皇太子(47)が、ダイアナ妃(35)に対して離婚条件を正式に示す。
皇太子がダイアナ妃に約2000万£(約32億円)を支払う他、ダイアナ妃はこれまで通り
「ハー・ロイヤル・ハイネス」の称号を維持するというもの。
1996/07/06,平成8/07/06
テニスのウィンブルドン選手権の女子シングルス決勝で、ドイツのシュティフィ・グラフが
スペインのアランチャ・サンチェスをストレートで下し、2年連続7度目の優勝を飾る。
1996/07/07,平成8/07/07
テニスの第110回ウィンブルドン選手権最終日、男子シングルスで
オランダのリカルド・クライチェクがアメリカのマラビーヤ・ワシントンをストレートで破って初優勝する。
1996/07/08,平成8/07/08
イギリスのウォールハンプトンにある英国教会聖ルカ幼児学校の校庭で、
幼児、父兄らが乱入にてきた男にナタで襲われ、7人が負傷する。
1996/07/08,平成8/07/08
北アイルランド各地でプロテスタント系住民とカトリック系住民の衝突が起こり、ベルファストでは暴動となる。
1996/07/12,平成8/07/12
イギリスのバッキンガム宮殿が、チャールズ皇太子とダイアナ妃が離婚に正式合意したことを明らかにする。
ダイアナ妃は「ハー・ロイヤル・ハイネス」は返上するが、「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ」と呼ばれることで妥協する。
1996/07/13,平成8/07/13
北アイルランドで起こった暴動が激化し、ロンドンデリーで1人が死亡する。
1996/07/14,平成8/07/14
北アイルランドの国境近くの町エニスキレンで、
ホテル前の路上で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、約40人が病院に運ばれる。
1996/07/17,平成8/07/17
チャス・チャンドラーが心臓発作のためニューカッスルアポンタインの病院で没。
57歳。イギリスのロックバンド「アニマルズ」のベース奏者。
1996/08/26,平成8/08/26
ハルツーム発アンマン行きのスーダン航空エアバス310旅客機が離陸直後にハイジャックされ、
キプロスで給油の後、翌朝ロンドン郊外のスタンステッド空港に着陸する。
1996/08/28,平成8/08/28
イギリスのチャールズ皇太子(47)とダイアナ妃(35)の離婚が正式に成立する。
1996/10/08,平成8/10/08
1996年のノーベル経済学賞が、カナダ人でコロンビア大学名誉教授のウィリアム・ビクリーと
英ケンブリッジ大学教授のジェームズ・マーリーズに決まる。
1996/10/09,平成8/10/09
1996年のノーベル化学賞が、「炭素フラーレンの発見」のロバート・カール、
リチャード・スモーリー(ライス大教授)、ハロルド・クロート(英サセックス大教授)の3人に決まる。
1996/11/03,平成8/11/03
イギリスの最大電話会社ブリティッシュ・テレコム(BT)と
全米第2位の長距離電話会社MCIコミュニケーションズが、BTがMCIの株式を買収して合併することで合意する。
1996/11/21,平成8/11/21
アブダス・サラム(Salam,Abdus)がイギリス・オックスフォードの自宅で没。
70歳(誕生:1926/01/29)。パキスタン人の物理学者。
1979年に素粒子物理学の相互作用の統一理論の研究でノーベル物理学賞を受賞した。
1996/11/28,平成8/11/28
イギリスのバーミンガム・シンフォニーホールで2845人の子供たちが参加してチャリティーコンサートが開かれ、
ギネスブックの世界最大のオーケストラの記録が塗り替えられる。
1996/12/14,平成8/12/14
香港に駐留する英国軍のうち唯一中国系香港人だけで構成されていた服務部隊500人の解散式が
九竜半島にある駐屯地で行われる。
1996/12/22,平成8/12/22
北アイルランドの北ベルファストで、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、カトリック活動家1人が重症を負う。
1996/12/31,平成8/12/31
ポール・マッカートニーが、エリザベス女王から「音楽への貢献」を理由にナイト爵位を受けることになる。
1997/01/10,平成9/01/10
アレクザンダー・ロバータス・トッド(Todd,Alexander Robertus,Baron)没。
89歳(誕生:1907/10/02)。イギリスの化学者。
「ヌクレチオドおよびその補酵素に関する研究」で1957年度ノーベル化学賞を受賞した。
1997/01/23,平成9/01/23
ダイアナ元皇太子妃が最も信頼していた側近が辞任していたことが明らかになる。
1997/02/10,平成9/02/10
フジモリ大統領がイギリスを訪問し、メージャー首相と会談する。
1997/03/26,平成9/03/26
イギリス中部のウィムズローの鉄道駅付近で爆弾2個が爆発する。IRAの犯行とみられる。
1997/04/04,平成9/04/04
サンデー・タイムズによるイギリスの長者番付が明らかになる。
ダイアナ元皇太子妃が皇太子を引き離して長者番付に初登場する。
1997/04/07,平成9/04/07
ロンドン外為市場の円相場が、アメリカのルービン財務長官の発言でドルが買われ、1ドル=125円台をつける。
1997/04/08,平成9/04/08
イギリス議会下院が解散され、5月1日の選挙に向けて選挙運動が始まる。
1997/04/11,平成9/04/11
香港にあるイギリス海軍タマル基地が閉鎖される。極東から最後のイギリス海軍基地が消える。
1997/04/18,平成9/04/18
朝、イギリス中部で、IRAによるとみられる爆弾テロが発生し、交通が大混乱となる。
1997/04/24,平成9/04/24
中国外務省が定例記者会見で、イギリスのBBC放送の記者が
違法な取材活動をしたとして国外追放したことを確認する。
1997/04/27,平成9/04/27
イギリスが植民地香港に贈る最後の巨大な贈り物の「青馬大橋」の開通式典が、
サッチャー前イギリス首相を招いて行われる。
1997/05/01,平成9/05/01
イギリス総選挙で、ブレア党首が率いる労働党が419議席を獲得し圧勝する。
1997/05/02,平成9/05/02
労働党党首のトニー・ブレアがエリザベス女王から正式に首相に任命される。
1997/05/03,平成9/05/03
イギリスのブレア政権が発足する。初めて5人の女性閣僚が誕生する。
1997/05/06,平成9/05/06
イングランド銀行(BOE)が、最低貸出金利(公定歩合)を6%から6.25%に引き上げる。
1997/05/07,平成9/05/07
イギリス新政権のヘンダーソン欧州担当相が、EUの「社会憲章」に調印すると表明する。
1997/05/08,平成9/05/08
イギリスのブレア首相が、ブルートン・アイルランド首相と会談する。
1997/05/09,平成9/05/09
イギリスのブレア首相が、欧州統合問題をめぐって
欧州連合(EU)議長国オランダのコック首相とロンドンで会談する。
1997/05/09,平成9/05/09
ロンドンの外国為替市場でポンド相場が急落する。新政権が相次いで対EU協調を打出したため、
ポンド売が加速されたため。
1997/05/19,平成9/05/19
イギリス総選挙で当選したIRAの政治組織シン・フェイン党のジェリー・アダムズ党首と
幹部のマーチン・マクギネスが、議員就任の手続きであるエリザベス女王への忠誠を示す宣誓を拒否したため、
議会への立ち入りを拒否される。
1997/06/06,平成9/06/06
イギリスのデーリー・テレグラフ紙に掲載されたギャラップ世論調査で、
ブレア首相の支持率が82%と調査始まって以来最高を記録する。
1997/06/11,平成9/06/11
イギリス下院が、短銃所持全面禁止法案に関する第2読会の裁決を行い、圧倒的多数で可決する。
1997/06/17,平成9/06/17
5月の総選挙で大敗したイギリス保守党の党首選の第2回投票が行われる。
1997/06/19,平成9/06/19
イギリスの保守党の党首に、ウィリアム・ヘイズ前ウェールズ相(36)が選出される。
党史上最年少となる。
1997/06/23,平成9/06/23
香港返還に関する中国とイギリスの合同連絡グループが、
返還3時間前の6月30日午後9時に中国軍が進駐を始めることで合意する。
1997/06/25,平成9/06/25
イギリスのブレア首相が、北アイルランド紛争和平について、
和平促進のための詳細な新提案を明らかにする。
1997/06/30,平成9/06/30
午後11時半、香港返還の式典が始まる。
1997/07/01,平成9/07/01
イギリスが、12年ぶりにユネスコに正式復帰する。
1997/07/01,平成9/07/01
午前零時(日本時間午前1時)、香港が中国に返還される。
中国にとって、アヘン戦争でイギリスに奪われてから155年ぶりの回復となる。
1997/07/05,平成9/07/05
テニスのウィンブルドン選手権第11日、女子シングルス決勝で、
第1シードで16歳のマルチナ・ヒンギス(スイス)が第3シードのヤナ・ノボトナ(チェコ)を逆転で破って優勝する。
1997/07/19,平成9/07/19
IRAが、「20日正午を期して停戦に入る」と宣言する。
これによりIRAの政治部門シン・フェイン党の北アイルランド和平会議への参加が可能になる。
1997/07/24,平成9/07/24
イギリスのファイナンシャル・タイムズが、イギリスの研究者が
ヒト遺伝子を組込んだクローン羊「ポリー」を誕生させたことを報じる。
1997/08/12,平成9/08/12
イギリスの高級紙ガーディアンが、イギリス王室の存続を支持する国民の割合が
初めて50%を割ったことを伝える。
1997/08/15,平成9/08/15
ロンドン株式市場のフィナンシャル・タイムズ100種株価指数は、
前日終値比125.5ポンド安の4865.8に大幅続落して終わる。
1997/08/23,平成9/08/23
ジョン・ケンドルー(Kendrew,Sir John Cowdery)没。
80歳(誕生:1917/03/24)。イギリスの物理化学者。
「球状蛋白質の構造に関する研究」により1962年度ノーベル化学賞を受賞した。
1997/08/29,平成9/08/29
インドネシア訪問中のイギリスのクック外相がアラタス外相と会談し、東ティモールの人権問題などで意見を交わす。
1997/08/31,平成9/08/31
ダイアナ元皇太子妃(ex Princes of Wales Diana)の乗っていた乗用車が
パリのセーヌ川沿いのトンネルで壁などに激突し、重症を負ったダイアナは出血多量のため病院で死亡する。
36歳(誕生:1961/07/01)。同乗の交際相手のエジプト人富豪ドディ・アルファイドも死亡する。
特ダネを狙ったカメラマン(パパラッチ)の追跡を振切ろうと猛スピードを出したためと報じられる。
1997/09/02,平成9/09/02
イギリス王室が、死亡したダイアナ元皇太子妃が取り組んでいた慈善事業を支援するため、
「ダイアナ記念基金」を設置し寄付金の受付けを開始する。
1997/09/03,平成9/09/03
英紙デーリーテレグラフが、ダイアナ元皇太子妃の遺言によりウィリアム、ヘンリー両王子が
2千万ポンドの遺産を相続することになると報じる。
1997/09/05,平成9/09/05
ゲオルグ・ショルティ(Solti,Georg)没。84歳(誕生:1912/10/21)。イギリスの指揮者。
1997/09/05,平成9/09/05
エリザベス女王、チャールズ皇太子と2人の王子がロンドンに戻り、
セント・ジェームズ宮殿でダイアナ元皇太子妃の棺と対面する。
1997/09/06,平成9/09/06
ダイアナ元皇太子妃の葬儀がロンドンのウェストミンスター寺院で営まれる。
エリザベス女王ら王族など1900人が参列する。
1997/09/15,平成9/09/15
北アイルランド紛争解決ためのすべての当事者が参加する円卓会議がベルファストで開かれる。
1997/09/15,平成9/09/15
ベリファストのストーモント城で、イギリス領北アイルランドの将来を話し合う
アイルランド和平会議が再開される。
1997/09/19,平成9/09/19
ロンドン西部サウソール駅付近で、急行列車と貨車が衝突し、列車が脱線して7人が死亡する。
1997/10/03,平成9/10/03
ダイアナ元皇太子妃らが死亡した事故の唯一の生存者のトレバー・リースジョーンズ(29)が、
入院先のパリの病院からヘリでイギリスに移送される。
1997/10/05,平成9/10/05
イギリス海軍の潜水艦発射核ミサイル「トライデント」の関連部品が
4年前から紛失したままになっていることが報道される。
1997/10/06,平成9/10/06
エリツィン大統領が、ロシアを公式訪問中のイギリスのブレア首相と会談し、
両国関係をより緊密化する必要があると述べる。
1997/10/07,平成9/10/07
イギリスの保守党の年次党大会がブラックプールで開幕する。
1997/10/13,平成9/10/13
ブレア首相が北アイルランドのベルファーストで、
IRAの政治組織シン・フェイン党のアダムス党首と初の会談を行う。
1997/10/15,平成9/10/15
ノーベル化学賞が、生体内のエネルギー源のアデノシン三リン酸の生合成の酵素機構を解明した
米カリフィルニア大ロサンゼルス校のポール・ボイヤー教授(79)、
英分子生物医学研究所のジョン・ウォーカー博士(56)と、
イオン輸送酵素を発見したデンマークのオーフス大学のジェンス・スコウ教授(79)に授与されることが決まる。
1997/10/15,平成9/10/15
サウジアラビアで殺人罪に問われたイギリス人看護婦が、
殺されたオーストラリア人看護婦の遺族が賠償金を受け取る代りに死刑執行を求める権利を放棄したため、
公開死刑が回避されることになる。
1997/10/19,平成9/10/19
サンデー・タイムズが、イギリスのバース大学のジョナサン・スラック教授が、
遺伝子操作で頭部のないカエルの胚を作ることに成功した、と報じる。
1997/10/20,平成9/10/20
ロンドンの株式市場は、ブラウン蔵相が前週末に、
次期総選挙までイギリスが欧州通貨統合に参加しない意向を示したと伝えられたため下落する。
1997/11/02,平成9/11/02
イギリスの「オブザーバー」が、国連イラク大量破壊兵器廃棄特別委員会の査察チームの話として
イラクがVXガスを秘密裏に貯蔵している疑いが高まったと報じる。
1997/11/06,平成9/11/06
イギリスの中央銀行のイングランド銀行が、市場貸出金利を年7.0%から7.25%に引き上げる。
1997/11/10,平成9/11/10
イギリスのブレア首相が、ロンドン市内での演説でイラクの査察官拒否について、
アメリカが軍事制裁に踏切った場合は支持する姿勢を示す。
1997/11/13,平成9/11/13
イギリス陸軍が、キプロス駐留の兵士800人をクウェートに移動させる。
1997/11/14,平成9/11/14
オルブライト国務長官とイスラエルのネタニヤフ首相がロンドンで会談し、
中東和平プロセスの打開策を探る。
1997/11/18,平成9/11/18
イスラエルのネタニヤフ首相とヨルダンのフセイン国王がイラク情勢について
ロンドン西郊のアスコットで会談する。
1997/11/20,平成9/11/20
イギリスのエリザベス女王(71)夫妻が結婚50周年(金婚式)を迎える。
1997/11/22,平成9/11/22
廃船が決まったイギリス王室専用船「ブリタニカ号」が最後の航海を終えてポーツマス港に帰港する。
1997/12/10,平成9/12/10
歌手のエルトン・ジョンが、ダイアナ元皇太子妃の葬儀で歌った
ヒット曲「キャンドル・イン・ザ・ウインド」のシングル版CDの収益2000万ポンドを、ダイアナ記念基金に寄付する。
1997/12/11,平成9/12/11
英王室専用船「ブリタニカ号」の廃船式がエリザベス女王ら王室関係者が出席して行われる。
1997/12/16,平成9/12/16
英王立国際問題研究所が、イギリス国民の70%がEUの加盟国としての立場を支持しているが、
EUが推進している通貨統合には61%が反対しているとの調査結果を公表する。
1997/12/27,平成9/12/27
北アイルランド中部のダンガノン郊外で、プロテスタント系武装過激派が
ホテルから出てきたカトリック系住民らを銃撃し、4人が死傷する。
1998/02/03,平成10/02/03
ダイアナ元皇太子妃の追悼記念切手が発売される。
1998/02/05,平成10/02/05
クリントン大統領とイギリスのブレア首相がホワイトハウスで会談し、
イラクに対して武力行使への準備を進めて強硬姿勢で望むことを確認する。
1998/02/16,平成10/02/16
イギリス政府が、北アイルランド和平交渉からアイルランド共和軍(IRA)の政治組織である
シン・フェイン党を排除することを決める。
1998/03/09,平成10/03/09
ユーゴスラビア・セルビア共和国のコソボ自治州問題で、アメリカ、ロシア、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアの6ヵ国が
ロンドンで緊急外相会議を開き、ロシアを除く5ヵ国が国連による武器禁輸実施などの対ユーゴ「行動計画」に合意する。
1998/03/17,平成10/03/17
イギリスのクック外相が、パレスチナ自治区ガザとイスラエルを訪問する。
1998/03/30,平成10/03/30
イギリス紙が、BMVがロールスロイスを買収と報じる。
1998/04/06,平成10/04/06
イギリスとフランスが、核兵器保有国として最初に包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准したと発表する。
1998/04/07,平成10/04/07
北アイルランドのベルファスト北部の住宅で千キロを超す爆薬が見つかる。
IRAの爆弾工場だった疑いが持たれる。
1998/04/08,平成10/04/08
イギリスのブレア首相とアイルランドのアハーン首相が、
ベルファストで北アイルランド和平交渉に関する首脳会談を行う。
1998/04/10,平成10/04/10
北アイルランドの和平交渉で、イギリス、アイルランド両国と、
プロテスタント、カトリック系の各政党が地方議会の設置などで合意する。
1998/04/11,平成10/04/11
北アイルランドのプロテスタント最大勢力のアルスター統一党(UUP)が、
ベルファストで執行委員会を開き、和平に関する支持を賛成多数で決定する。
1998/04/13,平成10/04/13
イギリス・エディンバラのロスリン研究所で、
哺乳類としては世界初の成獣の体細胞から作られたクローン羊ドリーが、雌の子羊を出産する。
1998/04/20,平成10/04/20
イギリスのブレア首相がイスラエルからパレスチナ自治区ガザに到着する。
アラファト議長にロンドンでの和平会議を正式に提案する。
1998/04/21,平成10/04/21
北アイルランドのボータダウンで、カトリック教徒の男性(29)が射殺される。
1998/04/30,平成10/04/30
IRAが、武装解除には応じないとする声明を出す。
1998/05/01,平成10/05/01
イギリスのブレア首相の支持率が72%に達し、戦後最高を記録したことが報道される。
1998/05/05,平成10/05/05
パレスチナとイスラエルとの中東和平交渉を再開を目指して
アメリカ・イギリス主導で開かれた中東和平ロンドン会議が、成果がないまま終了する。
1998/05/07,平成10/05/07
ドイツのダイムラー・ベンツとアメリカのクライスラーがロンドンで記者会見し、
「ダイムラー・クライスラー」を設立することを発表する。
1998/05/07,平成10/05/07
イギリスのビッカーズが、傘下のロールスロイス・モーターカーズをドイツのBMWに売り渡すとした4月末の決定を覆し、
ドイツのフォルクスワーゲンに4億3000万ポンドで売却する方針を発表する。
1998/05/09,平成10/05/09
アイルランド共和軍(IRA)が分裂し、反主流派が「真のIRA」を名乗るグループを結成する。
1998/05/15,平成10/05/15
第24回主要国首脳会議(サミット)がイギリスのバーミンガムで開幕する。
1998/05/16,平成10/05/16
バーミンガム・サミットの首脳会合で、国際組織犯罪や地球規模の経済問題などが討議される。
1998/05/17,平成10/05/17
バーミンガムで開かれていた主要国首脳会議(サミット)が
「大量破壊兵器の国際的な不拡散体制を支援するための協力関係を継続し、維持する」こと
などを盛り込んだ首脳宣言を発表して閉幕する。
1998/05/23,平成10/05/23
北アイルランド和平合意をめぐる住民投票が開票され、ブレア首相らの和平案が賛成71.12%で承認される。
1998/06/05,平成10/06/05
イギリスの防衛機器大手のビッカーズが、
子会社のロールスロイス・モーターカーズをドイツの自動車大手のフォルクスワーゲンに
4億3000万ポンドで売却することを決める。
1998/06/08,平成10/06/08
ポール・マッカートニーの妻リンダの死去を悼む追悼式典がロンドンの教会で行われ、
故ジョン・レノンを除く元ビートルズの仲間が一同に会してリバプール総合芸術大学のメンバーと一緒に歌う。
1998/06/09,平成10/06/09
核兵器を持たないスウェーデン、アイルランド、南アフリカなど8ヵ国が「核兵器のない世界へ」と題する共同宣言を発表する。
1998/06/12,平成10/06/12
主要8ヵ国(G8)外相会議がロンドンで開かれ、インド、パキスタン両国に核兵器開発・配備計画の中止や
包括的核実験禁止条約(CTBT)への即刻無条件参加などを求める共同声明をまとめる。
1998/06/16,平成10/06/16
イギリスのカーディフで開かれている欧州連合(EU)の首脳会議で、
コソボ問題でユーゴ治安部隊の撤退を求める声明を発表する。
1998/06/30,平成10/06/30
午前9時半ごろ、米空軍F16戦闘機が、イラク軍レーダー基地にミサイル1発を発射する。
英空軍のトルネード戦闘機がイラク基地からレーダー照射を受けたため、
米英が「敵対行為」と見做したために発射したというもの。
1998/07/01,平成10/07/01
北アイルランドの和平を担って新設された地方議会で、
事実上の首相にあたる首席大臣にプロテスタント勢力の最大政党の
アルスター統一党(UUP)のデービッド・トリンブル党首が選ばれる。
1998/07/02,平成10/07/02
イギリスの北アイルランドで、カトリッック教会が連続10件放火される。
1998/07/02,平成10/07/02
テニスのウィンブルドン選手権第10日、女子シングルス決勝で第1シードのマルチナ・ヒンギスが
第3シードのノボトナ(チェコ)にストレートで敗れる。
1998/07/03,平成10/07/03
イギリスの小型船ケーブル・アンド・ワイヤレス・アドベンチャラーが74日20時間58分で世界一周に成功し、
船による最短記録を塗り替える。
1998/07/04,平成10/07/04
テニスのウィンブルドン選手権第12日、女子シングルスの決勝で
ヤナ・ノボトナ(チェコ)がナタリー・トージア(フランス)を破って初優勝する。
1998/07/05,平成10/07/05
テニスのウィンブルドン選手権最終日、男子シングルス決勝で
ピート・サンプラス(米)がゴラン・イワニセビッチ(クロアチア)を破り、2年連続5度目の優勝を飾る。
1998/07/08,平成10/07/08
イギリスのブレア首相が、核戦力の一方的な削減などを含む21世紀に向けた防衛計画を発表する。
核弾頭を200以下に減らすなどの内容が盛り込まれる。
1998/07/08,平成10/07/08
中世イギリスの詩人ジェフリー・チョーサーの「カンタベリー物語」の初版本が
ロンドンのクリスティーヌで競売にかけられ、460万ポンド(約10億8千万円)で落札される。
1998/07/10,平成10/07/10
イギリス政府が、インド、パキスタンの核実験に対する措置として、
核関連物質の輸出の規制などを実施すると表明する。
1998/07/10,平成10/07/10
北アイルランドで、プロテスタント住民のパレード決行を唱える群衆とイギリス軍・警察部隊が衝突する。
1998/07/12,平成10/07/12
プロテスタント住民のパレードをめぐって緊張が続く北アイルランドで、
放火のためカトリック系住民の幼い兄弟3人が死亡する。プロテスタント過激派の仕業とみられる。
1998/07/13,平成10/07/13
北アイルランドのベルファストで、
カトリック地区を通過するプロテスタント組織「オレンジ結社」のパレードが平穏に行われる。
1998/07/16,平成10/07/16
プロテスタントの伝統行事をめぐるイギリス・北アイルランドの緊張が鎮静化する。
1998/07/26,平成10/07/26
アメリカのAT&Tとイギリスのブリティッシュ・テレコム(BT)が、
国際事業を中心にした世界的な提携関係の構築を行うことで合意する。
1998/07/27,平成10/07/27
イギリスのブレア首相が、初めての内閣改造を行う。
ベケット貿易産業相を交代させ、後任にマンデルソン無任所国務相(44)が就任する。
1998/07/28,平成10/07/28
ドイツのBMWが、イギリスのロールス・ロイス社からブランド使用権を4千万ポンドで取得し、
2003年からこのブランドの高級車を生産・販売すると発表する。
1998/08/01,平成10/08/01
ベルファスト近郊のバンブリッジで、予告電話の直後爆弾が爆発し、少なくとも6人が負傷する。
1998/08/01,平成10/08/01
イギリスの諜報機関MI5の元職員で、
前年夏にMI5の機密情報をマスコミに流して活動を批判したデービッド・シェイラー(32)が、
パリでフランス司法当局に逮捕される。
1998/08/11,平成10/08/11
石油メジャー第4位のイギリスのブリティッシュペトロリアムと、
アメリカの大手石油会社のアモコが合併に合意したと発表する。
1998/08/15,平成10/08/15
北アイルランドの都市オマの繁華街で大規模が爆発があり、28人が死亡する。
18日になって「真のIRA」が犯行声明を出す。
1998/08/16,平成10/08/16
イギリスのブレア首相とアイルランドのアハーン首相がベルファストで会談し、
オマの爆破テロに関して合同で捜査体制を築くことで合意する。
1998/08/17,平成10/08/17
北アイルランドの爆弾テロ事件を捜査している地元の警察当局が、
オマーの近くで5人の男を逮捕する。
1998/08/19,平成10/08/19
IRAから分離した「真のIRA」が、
午前0時をもって軍事活動を停止するとのメッセージを新聞社に送る。
1998/08/23,平成10/08/23
ロンドンで、ダイアナ元皇太子妃をしのんで歩くチャリティ・メモリアル・ウォークが行われる。
1998/09/02,平成10/09/02
イギリス、ドイツ、アメリカなど21ヵ国の警察当局が、
インターネットを通じて幼児や児童のポルノ映像を流していた国際犯罪組織の一斉摘発を行う。
1998/09/02,平成10/09/02
イギリスの故ダイアナ元皇太子妃の長男ウィリアム王子(16)と次男ヘンリー王子(13)が
「母親をやすらかに眠らせて欲しい」という異例の声明を発表する。
1998/09/03,平成10/09/03
クリントン大統領がロシアを発って北アイルランドのベルファストに到着する。
ブレア首相や地元のプロテスタント、カトリック両派の政治家と会談する。
1998/09/08,平成10/09/08
北アイルランドの爆弾テロ事件で犯行を認めた「真のIRA」が
「あらゆる軍事行動の完全停止を決めた」との声明を発表する。
1998/09/09,平成10/09/09
ロンドン市場の円ドル相場は一気に円安ドル高が加速し、1ドル=138円10銭まで急落する。
1998/09/10,平成10/09/10
北アイルランドのプロテスタント最大政党のアルスター統一党のトリンブル党首と
カトリック武装組織IRAの政治組織シンフェイン党のアダムズ党首の初の会談がベルファストで行われる。
1998/10/02,平成10/10/02
イギリス労働党の党大会が閉幕し、ブレア党首が中道政党へとかじを切る。
1998/10/09,平成10/10/09
ロンドンで、コソボ自治州への軍事介入問題を話し合う欧米とロシアの主要6ヵ国の外相による緊急協議が行われる。
アメリカの特使を再度ユーゴに派遣することを決める。
1998/10/14,平成10/10/14
ノーベル経済学賞が、「所得分配の不平等に関わる理論や貧困と飢餓に関する研究への貢献」により、
インド人で英ケンブリッジ大学教授のアマーティア・セン(64)に贈られることが決まる。
1998/10/16,平成10/10/16
ノーベル平和賞が、イギリス・北アイルランド紛争の和平合意に貢献したとして、
カトリック穏健派の社会民主労働党(SDLP)党首のジョン・ヒューム(61)と、
プロテスタント最大政党アルスター統一党(UUP)党首のデービッド・トリンブル(54)に贈られることが決まる。
1998/10/17,平成10/10/17
イギリスのスコットランド・ヤードが、
チリで長年にわたって独裁政権を担ったピノチェト元大統領(82)(イギリスで治療中)を逮捕したことを発表する。
1998/10/27,平成10/10/27
イギリスのロン・デービス・ウェールズ担当相が、
ロンドン南部で見知らぬ男に刃物を突きつけられて乗用車などを奪われたことを理由に辞任する。
1998/10/28,平成10/10/28
イギリスの高等法院が「国家元首の行為は他国の裁判所で裁けない」とし、
ピノチェト元大統領の逮捕は違法との判断を示す。
1998/10/29,平成10/10/29
ピノチェト元チリ大統領が、背中の手術を受けて入院していたロンド市内の病院から市内の別の病院に転院する。
1998/10/30,平成10/10/30
ケンブリッジにあるグリニッジ天文台が、この日で実質的に閉鎖される。
1998/11/05,平成10/11/05
イギリスのイングランド銀行が政策金利を7.25%から6.75%に引き下げる。
1998/11/16,平成10/11/16
イギリスの上院が、
かつらをかぶる中世風の装束でなければならないとする上院議長の「平服着用」を裁決により認める。
1998/11/25,平成10/11/25
イギリスの最高裁にあたる上院が、ピノチェト元大統領逮捕の有効性について
「他国元首の行為は免責される」とした高等法院の判断を覆し、逮捕は有効との決定を出す。
1998/11/26,平成10/11/26
イギリスのストロー内相が、チリのピノチェト元大統領をスペインに引き渡す手続きの開始決定期限を
予定の12月2日から1週間延ばすよう、ロンドンの刑事裁判所に要請する。
1998/12/01,平成10/12/01
ピノチェト元大統領が入院していた病院を退院しロンドン市内の邸宅に移る。
1998/12/09,平成10/12/09
イギリスのストロー内相が、ピノチェト元チリ大統領をスペインに引き渡すための手続きを開始することを決定する。
1998/12/11,平成10/12/11
ロンドンのベルマーシュ刑事裁判所で、
チリのピノチェト元大統領のスペインへの身柄引き渡しの審理が行われる。
元大統領は「母国以外での裁判権を認めない」と述べる。
1998/12/16,平成10/12/16
米東部標準時間16日午後5時(イラク時間17日午前1時)、
米英両軍がイラクの軍事施設を中心に巡航ミサイルなどで攻撃する(「砂漠の狐作戦」と名付けられる)。
空爆を受けた首都バグダッドでは、市の中心部で5人が死亡する。
1998/12/17,平成10/12/17
イラク時間午後9時50分、米英のイラク空爆が第2波の攻撃を始動する。
1998/12/17,平成10/12/17
イギリス上院が、ピノチェト元大統領の免責特権を認めた11月25日の決定を無効にし、
1月に再審理することを決める。
1998/12/17,平成10/12/17
イギリス下院が、「イラク攻撃はやむをえない」とするブレア政権の決定を圧倒的多数で支持する。
フランスのシラク大統領は、武力行使はイラク問題の解決につながらないとの考えを明らかにする。
1998/12/18,平成10/12/18
米英によるイラク攻撃に対してロシアのエリツィン大統領が強く非難し、
両国に駐留する大使を召還する措置を取る。
1998/12/18,平成10/12/18
米英がイラクへ第3次空爆を行う。
1998/12/18,平成10/12/18
イギリスのヴァージン・グループの総帥のリチャード・ブランソン(48)らが
熱気球での無着陸世界一周を目指してモロッコのマラケシュを離陸する。
1998/12/19,平成10/12/19
イランのハラジ外相がイギリスとクック外相と電話で会談し、
イスラム諸国会議の議長国として対イラク空爆を即時停止するよう求める。
1998/12/19,平成10/12/19
イスラム教のラマダン(断食月)入りとなるが、米英はイラクに対する第4次空爆を続行すると発表する。
その直後、クリントン大統領が攻撃の終了を発表する。
1998/12/20,平成10/12/20
ブレア首相が、断食明けの1月にペルシャ湾に空母インビンシブルを派遣することを明らかにする。
1998/12/23,平成10/12/23
イギリスのマンデルソン貿易産業相(45)が、金融スキャンダルに絡んで辞任する。
1998/12/28,平成10/12/28
英紙「タイムズ」が、19世紀のビクトリア女王が
猟場番のジョン・ブラウンに宛てたラブレターや写真などが見つかったことを報道する。
1998/12/30,平成10/12/30
イラク軍が、飛行禁止区域で監視飛行中のイギリスのトーネード戦闘爆撃機に
地対空ミサイル6発から8発を発射する。英軍機は無事。
1999/01/06,平成11/01/06
バッキンガム宮殿が、エリザベス女王の3男の
エドワード王子(34)がソフィー・リースジョーンズ(33)と婚約したことを発表する。
1999/01/10,平成11/01/10
英紙「サンデーミラー」が、ダイアナ元皇太子妃を調査していたパリの予審判事が
「運転手のアルコール摂取によりハンドル操作を誤ったもの」とする最終報告書をまとめたと報じる。
1999/01/18,平成11/01/18
イギリスの上院上訴委員会で、
ピノチェト元チリ大統領の不逮捕特権の合法性をめぐるやり直し審理が始まる。
1999/01/25,平成11/01/25
2000年の五輪招致でシドニーに敗れたイギリスのマンチェスター市のリチャード・リース市長が、
賄賂が絡む不公正な開催都市決定により招致経費が無駄になったとして、IOCに賠償請求する方針を表明する。
1999/01/28,平成11/01/28
ピノチェト元チリ大統領(83)の逮捕の妥当性を再審理するイギリスの最上級審の上院上訴委員会で、
チリ政府側が初めて弁論を行う。
1999/01/28,平成11/01/28
イギリスのチャールズ皇太子(50)と長年の愛人カミラ・パーカーボウルズ(51)が、
初めて2人そろって報道のカメラの前に姿を見せる。
1999/01/29,平成11/01/29
コソボ自治州の民族紛争の政治的解決を目指す米英独仏伊露の「連絡調整グループ」が
ロンドンで外相会議を開く。2月6日までにフランスで和平交渉を始めることで合意する。
1999/02/03,平成11/02/03
イラク国内に滞在するアメリカとイギリスの国連職員が全員退去する。
1999/02/08,平成11/02/08
アイリス・マードック(Murdoch,Jean Iris)がオックスフォードで没。
79歳(誕生:1919/07/15)。イギリスの女性作家。
1999/02/16,平成11/02/16
ボンのギリシャ大使館、フランクフルトやデュッセルドルフなどのギリシャ総領事館などに
それぞれ数百人のクルド人が押し掛ける。他に、ロンドン、コペンハーゲン、ウィーン、ストックホルム、モスクワなどでも
ギリシャ大使館が占拠されたり抗議のデモを受ける。
1999/02/17,平成11/02/17
イギリスのケーブル・アンド・ワイヤレス社の熱気球が、
無着陸世界一周に挑戦するためにスペイン南部のアルメリアを出発する。
1999/02/19,平成11/02/19
コソボ問題を協議しているランブイエに、オルブライト国務長官、クック英外相などが入り、
本格的な説得作業を開始する。
1999/02/23,平成11/02/23
イギリスのブレア首相が、通貨統合への参加が国民投票で認められれば
その2年か2年半で「ユーロ」を導入できるとの「移行計画」を発表する。
1999/03/06,平成11/03/06
ロンドン警視庁などのイギリスの捜査当局が、
北アイリランド過激派に協力していたとみられるネオナチグループ「コンバット18」のメンバー15人を逮捕する。
1999/03/07,平成11/03/07
モニカ・ルインスキが告白本『モニカの物語』の宣伝のためロンドンを訪れる。翌日、告白本のサイン会が開かれる。
1999/03/07,平成11/03/07
スタンリー・キューブリック(Kubrick,Stanley)がロンドン北方のセントオルバンズ近くの自宅で没。
70歳(誕生:1928/07/26)。「スパルタカス」、「2001年宇宙の旅」などを製作・監督したアメリカの映画監督。