弥富市
弥富市のしめ縄
 
<リースタイプ>

 <玉型> 
 
<リースタイプ椿>

<大根型> 

<大根型 縄付き>
 
 
<三社> 
 
<交通安全>

<五社>   
しめ縄の製作工程
① 5月に田植えをします。(農協に委託)
② 7月末頃 120㎝程に育った稲を穂が出る前に刈り取ります。青田刈りといいます。暑い中での作業は本当に大変です。(写真A)
③ 刈り取った稲を天日に干します。朝干して、途中でひっくり返し、夕方取り込む作業を2~3日繰り返します。あまり干しすぎると藁のきれいな緑色が真っ白になってしまうので、穂先が焼けないように注意して干します。(写真B)
④ 1か月半程保管します。この時、日焼けしてしまわないように新聞紙で包んだり黒い布をかけて保管するのですが、カビがはえてしまったり、虫が発生したりと毎年とても苦労しています。
⑤ 9月中頃から製作となります。(写真C)現在は直径3㎝までのものは製縄機でない、それ以上太いものは手で編んでいます。手作業は右ねじりの3本の縄を手で左にねじりながら1本にしていきます。
   
< 写真A >  < 写真B > 
  
< 写真C >

しめ縄製作に当たっている人の思い
 初めは、時間つぶしであったり、ベテランの方のまねをしたりで始めたしめ縄作りでしたが、今は仲間もでき、楽しく作業をしております。

 苦労している点は、神社のしめ縄を作るときです。太くて大きなものは、直径9㎝になるものもあります。また、長いものは20mのものもあります。

 しめ縄作りは暑い時期の稲刈り、寒い時期の縄ないと作業は大変ですが、みなさんがいい正月を迎えることができるように心をこめて作っているそうです。毎年、みなさんのところに届くしめ縄は神社でご祈祷をしてお届けしております。そして、この技術と伝統を守っていきたいという思いで製作に携わっています。

お便りから
 私達シルバー人材センターは、しめ縄作りを始めて今年で6年目になります。まだ経験も浅く、毎年、試行錯誤しております。現在は67歳~81歳までの会員10名で作業をしております。主に男性が縄をない、女性が飾り付けをしています。昨年は大小あわせて2,064個のしめ縄を製作しました。そのほか、周辺の神社60社のしめ縄の製作にも取り組みました。さて、私達シルバー人材センターは、しめ縄作りを始めて今年で6年目になります。まだ経験も浅く、毎年、試行錯誤しております。現在は67歳~81歳までの会員10名で作業をしております。主に男性が縄をない、女性が飾り付けをしています。昨年は大小あわ2,064個のしめ縄を製作しました。そのほか、周辺の神社60社のしめ縄の製作にも取り組みました。