「アパレル」は私もよく買うわ。
「アパレル」も物流と関連性があるの?
アパレルの物流とは
前のページでは、薬局の物流について説明しました。ここではアパレルの物流について説明しましょう。
アパレル業界と物流の関係性はかなり見えにくいと思いますが、意外としっかりしています。
今、日本で販売されているアパレル商品の90%以上は海外から輸入されています。
そのため、商品数が非常に多く、流行の影響をきわめて強く受けやすいというのが大きな特徴です。そのため、定番系商品と流行系商品のそれぞれの物流を別々に構築する必要があります。
また消費者の嗜好で多品種・少量・短サイクルの生産と供給も不可欠です。
「かき入れどき」に合わせた納入
一般に百貨店などにアパレル商品が納入される場合には金曜日の朝がピークになります。これは土日を中心とした週末が百貨店などではアパレル商品の売り上げが多くなる「かき入れどき」となるため、その前に商品を売り場にそろえておく必要があるからです。
ただし、様々なブランドの商品の納入時間などが金曜日の朝に集中してしまうと、スムーズな納入が行われません。そのため、複数の業者が一括納入するシステムが構築されています。
まとめ
- 百貨店などへの一括納入を推進。
- 定番系商品と流行系商品をそれぞれ管理。
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