災害時の物流

自分のチャット画像です。
そういえ数年前に発生した「東日本大震災」の時は、物流はどうなってたんだろう?
自分のチャット画像です。
震災直後に行ったときには、商品棚がスカスカだった記憶があるわ。

災害時の物流の大切さ

災害時に物流は非常に重要な役割を果たしています。
もし災害時に物流が途絶えた場合、食料配達もできないわけですから、ものすごい大きな打撃を与えることには相違ありません。

では、過去の災害時において物流はどのようなものであったでしょうか。
また、物流の災害時における問題点とはどのようなものであったのでしょうか。

東日本大震災と物流

皆さんが過去の災害と言って最も深刻で印象に残る災害と言ったらまず最初にこの災害を頭に浮かべる人も多いでしょう。
実際、東日本大震災では物流が大活躍しました。しかしその反面、大きな問題点も浮かび上がってきました。
では、東日本大震災と物流についてさっそく考えていきましょう。

東日本大震災での物流の活躍状況


東日本大震災でのトラックの活動状況

東日本大震災での鉄道の活動状況

1.東北地方への石油列車の運行

横浜→盛岡
輸送量:1日当たり最大約1,400kl(20kl積みタンクローリー約70台分)
横浜→郡山
輸送量:1日当たり最大約1,200kl(20kl積みタンクローリー約60台分)
石油の列車輸送実績合計 (日本海ルート)
盛岡行き 36,849kl
岡山行き 19,892kl
合計 56,741kl(20kl積みタンクローリー約2,850台分)

2.東北線の運休機関におけるコンテナ輸送

東日本大震災での船舶の活動状況

◎日本海側
災害直後から開始し、港湾からは1台当たり20klのタンクローリーによる陸送を実施。

燃料油 約3,198,000kl
原油 78,000kl
LPG等 約30,000トン
輸送数 のべ862隻

◎太平洋側
港湾の啓開事業に合わせて順次入港し、実施。

燃料油 約4,035,000kl
原油 59,000kl
LPG等 約8,600トン
輸送数 のべ1415隻
※港湾の啓開事業の日程:3.21 仙台塩釜港、3.23 八戸港、3.25鹿島港、3.29日立港・小名浜港。
出典:国交省、東日本大震災と物流における対応
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