ロジスティクスとは
ロジスティクスは、英語でlogisticsと言い、元々は「兵站」という意味の軍事用語です。
ロジスティクスの機能の種類
ロジスティクスには、様々な機能がありますが、主に以下のものについて取り上げます。
・ロジスティクスマネジメント
・SCM
・3PL
・在庫管理
・立地条件の判断
・事前予測
ロジスティクスマネジメント
ロジスティクスマネジメントは以下の図のようになっています。
このように、ロジスティクスマネジメントによって、調達物流・生産物流・販売物流・回収物流の4つ
全てを密接に結びつけて、最適化を図っています。
SCM
SCMは、ある製品の材料等が調達されてから消費者にわたる一連の流れ(これをサブプライムチェーンという) を情報で結び、総合的に管理することを言います。
これによって、ビジネスプロセス全体の様々なロスが省かれ、「全体最適」を実現することができます。
3PL
3PLとは、サードパーティロジスティクスの略で、
「荷主に対して物流改革を提案して、包括して物流業を委託する義務」と定義されています。
3PL事業者は大きく分けると、運送業系物流企業。倉庫業系物流企業、総合物流企業、航空フォワーダーによるものなど、物流特性により、いくつかの選択肢が考えられます。
3PLの導入は、荷主と物流事業者が定期的に会議を開催して現状のチェックや分析を行い、また、
荷主企業が複数の企業に提案依頼書を作成し、入札を行ったうえで3PLを導入するなどをしています。
3PLを成功するためには、適度な業務の委託や、情報共有の徹底などを行うとともに、3PL導入の成功例と失敗例を徹底的に検証することが重要となります。
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