柔軟性抜群なトラック輸送
他の3モードとは異なり、トラック輸送は、時間指定の自由度・ドアツードア輸送などといった、輸送においての柔軟性が他の3モードよりもあります。
時間指定の自由度については、他の3モードに比べ、時間指定があればすぐ近くで待機していられるためです。
またドアツードア輸送については、身近なところにたくさん張り巡らされた道路を使っていいるので、他の3モードよりも、より自由自在に組むことができます。
環境問題において懸念されるトラック輸送
こんなにも便利なトラック輸送。しかし、もちろんデメリットもあります。
一つ目は、部移流範囲拡大に伴う、積載効率や輸送効率の低下です。
なのでトラック輸送は主に、ほかの3モードではできない近距離輸送に利用されています。
そして2つ目は何といっても、環境問題におけるデメリットです。
上のグラフを見れば一目瞭然。自家用貨物車に至っては、鉄道の約60倍もの排出量となっています。
そのため、トラック輸送の業界では、環境にやさしい低公害車の普及、輸送過程において、他のモードを組み合わせる「モーダルシフト」による物流の効率化、 エネルギー問題(エネルギー枯渇)への対策として 燃料代替などの対策を行っています。
まとめ
- 近距離輸送に向いており、時間指定に柔軟性がある。
- 二酸化炭素排出量が他のモードよりも多く、また輸送範囲が広がると、輸送効率などの低下につながる。
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