ここでは国際交流を進めていく上で、いくつかの注意点についてアドバイスを行います。

まず注意することとして、日本との学校制度の違いがあります。では、いくつかの国について、その国の学校制度を見てみましょう。

アメリカ合衆国  学校制度は州によって違いますが、義務教育は大体6歳から始まります。義務教育の年限も8〜12年と様々ですが、多くは日本と同じ9年です。小学校・中学校・高等学校に当たる形態も、6−3−3年制だけでなく、8−4制、6−6制、5−3−4年制、4−4−4年制など様々です。つまり、4年制の小学校から、8年制の小学校まであるのです。
 新学期は9月から始まります。
イギリス  義務教育は5歳から16歳までの11年間です。日本の小学校に当たる初等学校は前期2年後期4年に分けられています。日本の中学・高等学校に当たる中等教育は通常11歳から始まります。5年間あります。日本におけるような高校入試はほとんど実施されていません。
 新学期は9月から始まりますです
フランス  義務教育は6歳から16歳までの10年間です。小学校は5年間です。中学校(コレージュ)は4年制です。コレージュを卒業すると3年制の高等学校(リセ)か、2年制の職業高校(職業教育リセ)か、見習い技能者養成センターに進みます。
 新学期は9月から始まります。
ドイツ  州によって多少違いますが、ほとんどの州が義務教育は9年です。小学校に当たる基礎学校は4年制です。基礎学校を卒業すると、5年制のハウプトシューレ(卒業後は就職するものが主に進学する)、6年制の実科学校(卒業後は職業教育学校に進学するものが主に進学する)、9年制のギムナジウム(大学進学希望者が主に進学する)に進学します。
 新学期は9月から始まります。
ロシア連邦  義務教育は6歳もしくは7歳から15歳までの8〜9年間です。多くの学校が小学校中学校と分かれていません。
中国  義務教育は7歳から16歳までの9年間です。小学校6年制、中学校3年制が一般的です。
次に注意することとして、時差があげられます。手紙やメールでやりとりするには直接関係ありませんが、電話やテレビ会議などは意識しないといけませんね。それでは日本が4月1日の正午だとします。世界の国々は一体何時でしょうか。いくつかの国について考えてみましょう。
アメリカ(ニューヨーク) 3月31日 午後10時 夜です
アメリカ(ロサンゼルス) 3月31日 午後7時 夕方です
アメリカ(ハワイ) 3月31日 午後5時 夕方です
イギリス 4月1日 午前3時 深夜です
フランス 4月1日 午前4時 早朝です
ドイツ 4月1日 午前4時 早朝です
ロシア(モスクワ) 4月1日 午前6時 朝です
中国(北京) 4月1日 午前11時 お昼です
韓国 4月1日 正午です 時差はありません
台湾 4月1日 午前11時 お昼です
オーストラリア(シドニー) 4月1日 午後1時 お昼です
ニュージーランド 4月1日 午後3時 お昼です
インド 4月1日 午前8時30分 朝です
サウジアラビア 4月1日 午前6時 朝です
ギリシャ 4月1日 午前5時 早朝です
スイス 4月1日 午前4時 早朝です
イタリア 4月1日 午前4時 早朝です
エジプト 4月1日 午前5時 早朝です
ケニア 4月1日 午前6時 朝です
南アフリカ 4月1日 午前5時 早朝です
カナダ(オタワ) 3月31日 午後10時 夜です
メキシコ(メキシコシティ) 3月31日 午後11時 深夜です
ブラジル(ブラジリア) 3月31日 午後11時 深夜です
アルゼンチン 4月1日 午前0時 深夜です