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バイオテクノロジー・脳についての本、環境に関する本が中心です。 書籍名、著者名、出版社、価格、簡単な書評(PR文)を書いてお送りください。 掲載にあたっては、希望により匿名、記名のいずれかのかたちをとらしていただきます。 | |
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□訳:松永美穂 □出版社:新潮社 □定価:1,800円 | ||||
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小説があまり売れない時代だということですが、この本は本国ドイツ、その他二十カ国でずっとベストセラーの上位にある長編小説です。 アメリカで200万部を超えるミリオンセラーになりました。 最初の数ページを読めば、読者の感情移入を保すみずみずしい文体にひかれ読み耽ってしまう人が多いと思います。 ある作家は、この本を二度読むことを勧めています。一読したときはインパクトの強い事件ばかりが印象に残りますが、二度目に初めて登場人物たちの感情の細やかさに目が開かれる体験をすることでしょう。あえて内容には触れません。騙されたと思って読んでみてください。
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立花隆氏による脳研究最前線を伝えるレポートです。 アメリカや欧州では「脳研究10年」というプロジェクトが開始され、国家的に脳研究が推進されています。 人間の脳の機能は、知・情・意の三つにわけて考えることができますが、これらをつかさどる脳の機能が少しずつではありますが、解き明かされつつあります。 脳研究の最先端がどこまで脳の秘密にせまっているのか。脳のメカニズムを知るのに最適の書です。
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ニューギニアの人食い民族の中で発症する奇病クールー、日本でも発症が確認されているクロツフェルトヤコブ病、イギリスでおこった狂牛病。いずれも発症すると脳がスポンジ化し、痴呆、けいれんのあとに100%死にいたる。この奇病の原因となる病原体の秘密にせまる。 この病原体には遺伝子がなく、それでもなお自己増殖し、進化し、変異をとげる。放射線照射も、360度の高温でも生き延びる。潜伏期間は長く2〜30年。しかも今、食肉、化粧品から医薬品まで、われわれののごく身近に存在するという。この病原体にたちむかう科学者たちのレポート。
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東京大学での立花隆さんの講義です。文字通り脳を鍛えてください、特に高校生の諸君。勉強するとはどういうことなのか、きっとわかると思いますよ。
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たまには小説を。ドラッグの所持で不当な罪に問われインドネシアで逮捕された兄。死刑かもしれないという。妹は、兄を助けるために単身インドネシアに旅立ちます。兄哲郎と妹カヲルの二人の語り口で交互に物語りはすすんでいきます。静かで不思議な雰囲気をもち、それでいて兄妹を語る小説です。
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飽食の時代の真っただなかにいるみなさん。 著者は、長年の飽食に慣れた、自分の胃袋をいじめてみたくなって、異郷にとびだしました。異国の地で、人々はどれほど食えないのか。ひもじさをどうしのぎ、耐えているのだろうか。食べることをどう意識しているのだろうか。この問いを見つけることが旅の目的です。 取材ではなく、その国の人たちといっしょに同じものを食べて生活してみるという課題を自分に課して・・・。著者の旅はバングラデシュからはじまります。グルメの本もいいけれど、生きるために食べるということがどういう営みなのか、考えて見ることも、たまにはいいですよ。
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いのちの根「なみだをこらえてかなしみにたえるとき ぐちをいわずにくるしみにたえるとき いいわけをしないでだまって批判にたえるとき いかりをおさえてじっと屈辱にたえるとき あなたの眼のいろがふかくなり いのちの根がふかくなる」 自分の弱さを正直にさらけ出し、自分をあるがままに表現した詩人「相田みつを」の作品集。 「私は何のために生きているのだろう?」、「また失敗してしまった」、「 みんなは幸せそうなのに・・・」 そんな風に悩んでしまったときに読む本。きっと生きてゆく勇気と優しさが湧いてくる。きっとまたがんばれる。
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著者の井深 大さんは、ソニーに創業者であり、ソニー名誉会長だったひとです。本のタイトルの本多宗一郎氏とは、世界のホンダの創業者です。 バブルのころ、数多くの会社は、本業よりも株等の資産運用のほうが利益が多かったため、資産運用に力をいれました。しかし、その中で、ものをつくることに固執し本道で勝負をしつづけてた会社があります。ホンダとソニーです。皆さんも知っているようにバブルが崩壊し、資産運用で安易にお金をもうけようとした会社は多くの損失をだし、経営破綻の危機に追い込まれています。 ソニーとホンダが世界的に評価を受け、世界に対し競争力を維持しつづけているのは、この創業者の信念と情熱が会社に受け継がれているからだと思います。適当に遊んで適当に仕事をし、なるだけ楽にお金をもうけるという考えの人もいるでしょうが,徹底的に仕事をし、徹底的に遊ぶという生き方の人もいるでしょう。充実感、達成感が得られる仕事をしてみたいとは思いませんか。魅力ある人たちの書をひとつ読んでみてください。
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わくわくし、とにかく手に汗を握りながらのめりこんでしまう冒険小説。この本に会えてよかったと思いました。秘密をとく楽しさと映画を見ているような興奮をこの小説はもたらしてくれます。こういう第一級のエンタティメントを読むのも読書の楽しみのひとつです。お勧め。間違いなく5つ☆です。
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中世の僧院でおこる連続殺人事件。僧院の図書館の秘密。ただの推理小説ではありません。知的な文学書です。読むにはかなりの時間と根気とを必要とします。 しかし、読み終えた後読破したという充実感を、かならず得るでしょう。真剣に本にむかうということも、たまには楽しいものです。偉大な推理小説に挑戦してみてください。なお、「薔薇の名前」は、ショーンコネリー主演で映画化もされています。
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ITの時代と言われ、コンピュータをどう使うか、インターネットをどう利用するかについての書物は、はいて捨てるほど出版されていますが、そもそもコンピュータとは何なのか、どういう仕組みはどうなっているのかということについて書かれた一般向けの書物はあまりありません。基本を知るということも大事なことです。 各分野の第一級の専門家がコンピュータやネットワークについての現状と展望について執筆しています。中学校や高校で、情報教育がこれからおこなわれていくのでしょうが、実用的な側面からの学習だけでなく、原理を知り、幅ひろい視野でこれからのデジタル社会を見ることが必要だと思います。むずかしいかもしれませんが、理科系の人はもとより、文科系の人にも必読の書だと思います。
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ギザのピラミッド、インカ帝国、チェチェンイッツァ等、古代の遺跡に興味を持っている人は多いと思います。また,これらの遺跡などについての書物は数多く出版されています。 しかし、この書はまったくいままでの定説をくつがえし、事実調査にもとづき、人類の遥か昔の「先史時代」に隠された巨大な謎にを解きあかしていく点において、一線を画します。12000年前に知の文明が地球上にあった可能性を、数多くの証拠と分析により、読者に語りかけます。私はワクワクしながら読み進み、ある種の興奮とともに読み終えました。
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生物界では奇妙な現象が静かに進行している。 メスに性転換していっく魚、メス同士で巣をつくるカモメ、生殖不能になったワニやヒョウ・・・。人間についても新生児の性器異常などが世界各国で報告されている。 「内分泌かく乱物質」またの名を「環境ホルモン」。現在日常的に接しているありふれた化学物質の多くが疑われ始めている。現在わかっているだけで70種類。このショッキングな事実をていねいに検証したサイエンスフィクションです。
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学校で習う詩の授業は面白いですか。学校の授業で詩を嫌いになってしまった人はいませんか? 茨木のりこさんは,彼女自身詩人ですが、忘れがたい詩を選びだし、その詩について語っているのがこの書です。けして、堅苦しい本ではありません。この本を読んだ後、きっと詩の本を何冊か買ってみたくなると思います。同じく岩波ジュニア新書から出ている川崎洋さんの「ことばの力」も読んでみるといいと思いますよ。
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弁護士の中坊さんは、森永ヒ素ミルク事件、豊田商事事件、豊島産業廃棄物事件などを手がけてこられた辣腕の弁護士です。また、住宅金融債権者管理機構の社長として、不良債権の回収にも先頭にたってたずさわってこられました。その中坊さんが今まで担当してきた事件を振り返り、それぞれの事件についての自分の思いを語られているのがこの書です。 中坊さんは「事件が自分を育ててくれた。」「ひたすらに一生懸命他人のためにがんばったきた。」と弁護士としての人生を語っておられます。 最近、危険な17歳などと言われますが、本当に若者だけが悪いのだろうかと思います。それぞれの組織の中で責任ある地位にある人たちはどうなのだろうかと・・・ 「ひたむきに自分のためだけにがんばっている人たち」が多すぎるのではないでしょうか。いつかは社会人になっていく中高生の皆さんに是非読んでもらいたい書のひとつです。 森永ヒ素ミルク事件の公判の中坊さんの弁論を読むだけでも、一読の価値があります。論理的に構成され、かつ人の心を打たずにはおかない名文です。
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一日の心身の疲れを癒し、明日へのエネルギーをつくる働きをしてくれる睡眠。 睡眠は私たちにとってかかせない大切なものです。その睡眠が快適なモノとなるには、なんと「枕」が深く関わっているのです。 この本では、なぜ枕が必要なのか、自分にあった正しい枕の選び方や、睡眠の仕組みなど、ぐっすり眠れるための知識が、わかりやすく紹介してあります。 みなさんも、この本を読んで熟睡してみませんか??
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「なぜ日本人は恥知らずになったか」という疑問を脳科学的にあきらかにしていくというのが本書のテーマです。 最新の脳科学で解明されている脳のメカニズムが、インタビュー形式で語られていきます。 人間らしさをつくる自我、社会的知性、感情的知性をつかさどる前頭連合野についての話題が中心ですが、モンゴロイド(黄色人種)とコーカソイド(白色人種)とでは、この前頭連合野の成熟過程に差があることがわかってきました。「恥を感じない人」人は、この前頭連合野が機能的にダメージを受けているらしい。 その他、幸福感や快楽感を感じさせる脳の分泌物ドーパミンやセロトニンのこと、記憶と学習のメカニズムのことなど、最新に脳科学が解明した脳の秘密がたいへんわかりやすい文章で書かれており、楽しく読み進めることができます。
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平尾誠二、ラグビーに関心がある人ならこの人の名前は一度でも聞いたことがあるでしょう。伏見工業高校で全国優勝、同志社大学で大学選手権3連覇、神戸製鋼で日本選手権7連覇を達成し、97年から3年間日本代表監督をつとめました。 チームをいかに作るかということがこの本のテーマですが、ラグビーにとどまらず、他のスポーツ、他の組織の運営、またリーダーはいかにあるべきかについて深く示唆をあたえてくれます。 「強いチームの根幹をなすのは、強い個である。強い個なくして、強いチームはありえない。」と彼は言います。自立した強い個を作ることが大切だと。「誰かから言われて努力するのではなく、自分で自分を育てていけるような、自発性と自主性をもったプレーヤー、どのように変化する状況のもとにおいても、その局面において瞬時に自分で判断をくだすことができる知のスピードを持ったプレーヤー」を育てることが必要だと言います。 「All for One, One for All」の目指す意味を実感をもって知ることができます。根性主義にかたよりがちな日本のスポーツに一石を投じる書でもあります。この本は、中高生の諸君はもとより、部活動の指導にあたる指導者の方にも一読をお勧めしたいと思います。
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抗菌グッズ、消臭剤と日本人は身のまわりから、細や臭いを消し去って生活しようとしています。確かに、細菌でも私たちに悪さをするモノはいなくなってもかまいませんが、日本人の清潔志向が私たちの体を守ってくれている菌まで排除しようとしているのです。 その結果が、子どものアトピーや喘息の増加という形で現れてきているのです。この本を読むと、いかに私たちが「清潔」という言葉にまどわされて生きていたかと言うことが実感できます。是非一度読んでみてください!!
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「読書ってそんなに楽しいのかぁ!」とこの本を読んで思います。知的好奇心のかたまりみたいな立花隆さんの中学生のころからの読書の歴史を楽しみながらがたどることができます。マネはできないけど、本のある生活っていいなと思えるようになりますよ。
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これは、一般向け医学書です。いままであまり男の体について説明するこういった本はなかったのではないでしょうか。少年期、壮年期、老年期、男の性はどのように機能し、どのように変化していくのでしょうか。わかりやすい語り口で書かれているので理解しやすいと思います。男性にも女性にもおすすめしたいと思います。
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ハッカーとの壮絶な知の攻防戦をつづったノンフィクションです。 研究所のコンピュータシステムの使用料金合計が75セントだけ合致しない。プログラムのミスだと調べていくうちに正体不明のコンピュータユーザーが浮かび上がります。ハッカーだ。 こうして、見えない敵を追跡するコンピュータを使った知の攻防戦がはじまります。ハッカーは、アメリカの国防総省や軍事施設にも侵入していることがわかってきます。その目的は?徐々に追い詰められるハッカー。実録だけにきわめてスリリングです。ネットワーク社会の危険の一端を知ることができる書物です。
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□訳:藤井留美 □出版社:主婦の友社 □定価:1,600円 | ||||
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男の子は理科・数学が得意で、女の子は言語系の教科が得意な人が多いなぁと根拠もなく、そう思っていた人はいませんか。 最新の脳科学の研究によると男性と女性は、生物学的に明らかに違うらしい。女性の脳は左脳と右脳のパイプが太くて一度にたくさんの処理ができるが、男性の脳は左脳と右脳のパイプがほそく、一度に同じことができない。 女性の脳は二次元的な視野が広いが、立体的な空間能力が弱い。男性の脳はその反対。もともと胎児のころはみんな女性の脳なのだが、胎児期のある時期のホルモンの分泌により、男性の脳へと変化し、生殖器も男性のものとなり男の子が生まれる。基本的に男性と女性は能からして全く違うらしい。 いろいろな具体例をもとに解説がほどこされているので読んでいて楽しいし、男性は女性を、女性は男性を、いままでとは違って、科学的に理解できるようになるかもしれません。
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ネィチャーという科学雑誌を知っていますか。創刊が1869年,これまでに科学のあらゆる分野の研究の最先端を発表してきたイギリスの雑誌です。ふるくは「X線の発見」、最近では「クローン羊ドリーの誕生」等。このネィチャーが、ノーベル賞受賞者を含む一流の執筆者に依頼し、科学に関する最新の情報を一般の読者にもわかるようにまとめたのがこの本です。 この本は最新の科学情報だけではなく、科学がひきおこした社会問題にも触れています。エレクトロニクス、天体と宇宙、バイオテクノロジー、物理、地球・環境等、ありとあらゆる分野についての科学の最先端を知ることができます。興味のあるところから読んでいくのがいいと思います。21世紀は「知の時代」と言われています。知の世界への入門書としては最適の本です。
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□訳 :芦ヶ原伸之 □出版社:ブルーバックス □定価:7,50円 | ||||
問題です。「友人にワインを一本もらいました。でも、あいにくワインオープナーを持っていません。 さて、コルクも壊さず、ビンも割らずに今ここで中のワインを飲む方法は?」受験勉強で固くなってしまった四面四角な脳味噌じゃ解けない!?。超難解な珍問奇問が138題!!。論理的な推理、発想の転換、そしてひらめき・・・、脳細胞をフル稼働させろ!!。ガチガチの脳細胞をストレッチ、柔軟な思考力を養うために読む本。 デジタルな世の中、たまにはアナログな世界にもはまってみませんか? (。るめのばめこしおにかなのンビをクルコ 答)
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