第二章 原始太陽系誕生

一章に出てきた星の大爆発は激しい衝撃波を生んだ。

そのため、ガスとチリの≪星間雲≫の密度に揺らぎを発生させた。

密度が変化した星間雲はひとつの大きな渦となり後にこの渦は原始太陽系になった。

渦の中心部では、重力により密度は増大していき不透明で高温な核が作られた。

これはいったい何なのか?

原始太陽なのである。

中心部が摂氏100万度に達した原始太陽は、

核融合反応を起こし、恒星となった。

ある質量まで達し、

原始太陽は収縮をやめた…

原始太陽が収縮をやめたとたんに、

星間雲全体も収縮をやめた。

私達の故郷はこうして生まれた。